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青い空にやわらかいもみじの緑。清々しくて、すばらしい景色です! そんなにすばらしい境内なのに、訪れる人はごくわずか。カメラを持った人を数人見かけただけでした。 もちろん紅葉の頃は何とも美しい景色が見られますが、それにも負けないぐらい素晴らしいのがこの若もみじの 若いもみじの色はどんどん変化していきますが、6月頃までは十分に楽しめます。そんな素晴らしい頃なのに、どうして来る人が少ないのでしょうね? まぁ、ゆっくり出来て助かりますが・・・。 今は、樫や楠、椎など広葉樹の落葉の時期でもあります。新しい葉を出す時に古い葉が落ちるのです。もみじの花粕もいっぱい落ちてきて、髪の毛に引っ掛かったりもしますから、要注意。 明日も朝は寒いですが、昼間は天気がよくて気温も上がります。ぜひ、散策にお越しください! 新 緑 や も つ た い な く て 帽 子 と る 太田土男 総門前の荼枳尼天の玉垣の前などでは、シャガが満開です。先週はまだ咲いていた連翹の花はすっかりが姿を消し、いまはシャガ一色です。連翹もシャガも、10年ほど前にボクが植えたものですが、日当たりもそこそこいいので、あっという間に成長して、今はオススメの場所の一つです。 自坊の前のレンゲは、今年はどうも元気がないように思います。水仙の葉っぱがまだ残っているので、一面のレンゲ原というわけにはいきません。 本堂の南側の藤も、よく咲いています。この藤は「棚の上でしか咲かず、ちっとも垂れ下がらない」と、あまり評判はよくありません。「達磨藤」というずんぐりした短い花が特徴の品種なので、しかたがありません。花の長い品種を10年ほど前に植えたのですが、残念ながらまだほとんど咲いてくれません。それぞれ精一杯生きているのだと思います。 明日からは春の土用です。日に日に初夏に向かっていくのでしょうね。気温の差の大きい日が続きそうです。体調にお気をつけください。 わ す れ 菜 も み な 花 も ち て 春 深 し 立花豊子 | |||
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