12/11版
土曜日ということもあり、紅葉を見に来る人が少しおいでになっていましたが、盛りの頃とは比べようもありません。写真を撮っている人も、「殺気立つ」ようなこともなく、残り紅葉を承知の上で、少しでも綺麗なもみじが残っていれば儲けものという雰囲気でカメラを構えておられました。 拝観される方がわずかになったので、職員の‘主力'は落ち葉掃除のほうへまわっています。今は掃除をしても掃除をしても、まだ葉っぱが回収しきれない感じですが、そんなに急いでしなければいけないわけでもないので、ゆったりと作業をしています。 塔の西側や本堂裏など、結界に囲まれた中の落ち葉掃除はまだ手付かずなので、境内全域の掃除が一段落するのは年明けになるでしょう。まぁ、ゆったりしたものです。 今年の紅葉はあまりよくありませんでしたが、コロナで外出を控えていた方たちにとっては、とても綺麗に見えたのではないでしょうか? そ れ ぞ れ の 性 も あ ら わ に 冬 木 立 飯沼しほ女 自坊の落ち葉は、出来るだけ腐らして畑などに撒いて地に戻すように努めています。環境への貢献にはほとんどならないでしょうが、まぁ、気は心です。どうしようも処理しきれない分は、行政のゴミ回収に出しています。蛇足ですが、電力も化石燃料や原子力で作ったものから自然エネルギーを中心とした会社に切り替えました。 寒くなるにつれて、南天や千両の実がひときわ綺麗な色になりました。見るからに美味しそうなので、鳥たちも放っておきはしないでしょう。南天はまだ大丈夫ですが、千両の実は年明けにはすっかりなくなっているでしょう。 今年もあと20日ほど。毎年のことながら、やり残したことばかりです。年賀状もまったく手付かずです。 落 葉 し て 落 葉 は 遠 き 音 と な る 柴田白葉女 | |||
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