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     傘はなくてもよし / 少し色が変わって来た木々の葉  マウスを載せれば写真が変わります
 朝から降ったりやんだり。夕方に少し強く降りましたが、1日の雨量は5ミリ程度でした。最高気温は27度ほどだったものの、湿度が80%ほどあって、動くとちょっと蒸し暑かったです。
 北極からの寒気と赤道からの暖気が、日本列島の上でぶつかり合って、大気が不安定になっているのでしょう。「秋の長雨」「秋霖」「すすき梅雨」という雨で、この雨が上がったら、すっかり秋になるのでしょうか? 例年より少し早いのかも知れません。
 カラカラ天気で雨が降らず、もみじの水切れを心配する年が多いですが、今年は今のところたっぷり降っているので、木々も潤っています。美しい紅葉にはプラスです。




       家  深  く  ゐ  て  秋  雨  の  音  の  中     石井美穂




     食べられそうですが・・・ / 咲き始めた茶所前の萩  マウスを載せれば写真が変わります
 8月半ばにも1週間ほど雨の日が続きましたが、今回はまだそれほどでもありません。それでも気温との関係か、境内のあちこちで茸がいっぱい出ています。地面から生えているもの、木に寄生したものなどいろいろですが、何となく茸は恐いので、近付きたくはありません。茸の好きな方にとっては、今の境内はパラダイスかも知れません。
 萩の花も少しほころび始めました。萩は日の光が大好きな植物なので、日当たりのいいところに植わっている株は、花付きもいいです。でも、境内にはそういうところは少ないので、枝は伸びても花はわずかという株も多いです。
 あとは、木槿がわずかに咲いているだけ。桜の落ち葉が日に日に増えて来て、掃除が欠かせない季節になってきました。




       初  茸  や   ま  だ  日  数  経  ぬ  秋  の  露     松尾芭蕉