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朝10時頃までは雨が残り、その後も少し青空が見えたこともありましたが、ほぼ一日どんよりした空で、時雨れることもありました。気温は15度ありましたが、風もあったので、外にいるとちょっと肌寒かったです。 土曜日なので人が増えるかなぁと思っていましたが、観光地はわかりませんが、真如堂の境内は閑散としていました。 コロナもまだまだ心配な状況ですし、こんな空模様。桜便りが聞かれる頃までは、辛抱されるのでしょうか? 境内の木々は少しずつ芽吹きを始めましたが、まだ景色が変わるほどではありません。 春 時 雨 残 し て ゆ き し 光 か な 河野美奇 馬酔木は全体的には元気がありませんが、今年は池の中の弁天さんの祠の両側の株が遠目にも目立つほどたくさんの花を咲かせています。背景の山は大文字山で、ちょうど火床が見えています。昔は、この池に送り火が映ったように思いますが、定かではありません。 椿は、境内をグルッと一回りすれば、結構たくさんの種類の花がお楽しみいただけます。落ち椿もまた風情があります。 もっと植えたいと思いますが、もう植える場所がありません。境内は広いように思われるでしょうが、日当たりや木の密集度合い、景観などを考えると、案外場所は限られるものです。自坊などは、もうまったく余地がありません。 去年の今日と比べると、蕾の生育具合は少し遅れています。去年の開花が19日でしたから、今後の天気にもよりますが、今年は20日頃になるのではないでしょうか。ちなみに、ウエザーマップの開花予想(二条城の標本木)では、19日開花、27日満開です。 連翹の花も一気に咲き始めました。これからは「手が付けられない」ほど、次々といろいろな花が咲いてくるでしょう。 懸念すべきはコロナ感染の再拡大です。くれぐれも「密」を避けて、感染予防の基本をしっかりと守りましょう! 春をお楽しみください! 連 翹 の う す 黄 の さ そ ふ な み だ か な 久保田万太郎 | |||
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