2/13版
このままあたたかい日が続くわけはなく、気温は急降下して、18日は最高が4度、最低−3度の予報です。これでは体が付いていきません。 緊急事態宣言中とはいえ、お天気がいいと、お出かけしたくなるのは仕方がないですねぇ。今日の境内は少し人の姿が多く見られました。決して「密」にはなりませんから、ゆっくり散歩なさってください。 陽光に照らされて、もみじの木の梢がいっそう赤く見えてきました。種類や個体差があって、すべての木の枝先が赤いわけではありませんが、冬枯れの色彩の乏しい境内で少しでも赤い色を見ると、うれしくなってきます。 春はまだ遠いですが、春の盛りをイメージするにふさわしい好天でした。 目 に う れ し 梢 の 上 に 春 来 り 西本春水 手入れが行き届いていないのか、老木だからか、どの木も元気がなく、花を咲かせるにはちょっと可哀相な気もします。ちょっとだけ咲けばいいからねぇ。 それと比べて、水仙の元気旺盛なこと! 日が当たっている水仙の香りがむせ返るほどに漂ってきて、早くそこから逃げ出したいほどでした。 今年の水仙は雪の被害に遭っていないので、どの株の花も葉もピンと真っ直ぐ立っています。ですから、なおさらきれい! 毎年どんどん増えていっているので、冬から早春の真如堂の見所の一つになりそうです。 さぁ、もうしばらくの辛抱です。桜の頃には、もう少し気楽に出歩けるといいですね。そのためにも、今、頑張りましょう! 野 水 仙 こ こ に 香 を 溜 め 香 を 放 ち 稲畑汀子 | ||
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