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緊急事態宣言まっただ中ですが、こんなお天気ではさすがにじっとしてられないのか、境内を訪れる人も増えました。「観光」というよりは「墓参」「散歩」という感じの人がほとんどで、一人か二人連れです。遠くからお越しになっている感じではありませんでした。 境内の花や木の様子はほとんど変わっていません。木はまだまだ冬木のままです。でも、あたたかい陽射しのお陰で、木々の幹や枝が明るく光っていて、清々しい気持ちにさせてくれます。まだ氷が張るような日もやってくるでしょうが、日も延びて、日毎に春らしくなっていくだろうことを実感します。 今日は空気が乾燥して、花粉がやや多く飛ぶという予想です。人によっては、春もいいことばかりではなさそうですね。 春 立 つ と 影 が 勝 手 に 動 き 出 す 萩山栄一 椿の花もちょっと一段落。こちらも次の‘波’を待つしかなさそうです。 今日、一番キラキラ輝いていたのは水仙の花。今までに何度も紹介していますが、今日は陽光に照らされて、本当に綺麗でした。でも、香りはあまりしませんでした。陽光に飛ばされてしまったのでしょうか? 自坊の「十月桜」も綺麗でしたよ! 去年の10月から花の数の多少はあれ、ずっと咲き続けています。手品師がどこからか次々とコインを出してくるかのように、次々と花が咲いています。どこに‘ネタ’があるのでしょう? 春の兆しをたっぷりと楽しめた1にちでした。 まだまだ気をゆるめることなく、感染予防をなさってくださいね。いま我慢した分、きっといい春がやってきますから! 春 を 待 つ 花 の 歳 時 記 開 き て は 岩崎富久子 | ||
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