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ここしばらくは気温の上がり下がりが激しいそうですが、1年で一番気温が低くなるのは、1月末から節分の頃にかけてですから、気まぐれに温かくなっただけです。 今朝、大津に行きましたが、三井寺辺りから北に向かうにつれてすごい霧で、前が見にくいくらいでした。黄砂も混じっていたかも知れません。「霾(つちふる)」は春の季語ですから、飛来するには、ちょっと早過ぎます。 今日も境内は静かなもので、たまに人の姿を見かけるくらいでした。でも、あたたかさに誘われてか、ベンチで本を読んでいる方もおられました。ここならば、マスクを外していても何の心配もありません。青空の下、さぞかし開放感を満喫されたことでしょう。 冬 晴 れ や 朝 か と 思 ふ 昼 寝 ざ め 日野草城 花を探しましたが、水仙以外はあまり見かけませんでした。椿の花は第一陣が過ぎたのか、ほとんどなく、馬酔木もまだ蕾が固かったです。 千両の実は鳥に食べられてほとんどなくなってしまいましたが、南天はまだ残っていました。鳥たちも南天よりも千両の方がお好みなのかも知れませんね。 京都も、14日に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されました。21日の「初弘法」や24日の「初天神」など、多くの行事の中止が決まっています。観光都市京都にとっても、ここが辛抱のしどころです。 皆さんがマスク・手洗いを心掛けておられるお陰で、先週のインフル患者報告数は昨年同時期の千分の一程度なのだそうです。それでもコロナの感染は拡大していくのですね。 やがて春が来るように、コロナが終息する日が来ます。その日ができるだけ早くなるように、なお一層の精進を致しましょう! 若い人もお願いしますよ! 裸 木 と な り て 大 樹 の 姿 見 ゆ 曽我玉枝 | ||
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