12/13版
冬の京都はよく時雨れます。そういう意味で、冬らしいお天気になってきたのでしょう。 今年の紅葉は終わるのが遅く、境内の場所によってはまだ結構楽しんでいただけます。もちろん色は良くはありませんし、縮れたりしていますが、この時期に紅葉が見られるだけでも儲けものです。 それをご存知なのか、割とたくさんの方が、今日もお越しになっていました。今年の紅葉シーズンは、今日で終わりです。 色はあまりよくありませんでした。寒くなかったからでしょうねぇ。雨も極端に少なかったです。 「息を呑むような美しい紅葉」は滅多には見られません。今年は一度もそんな光景には出会えませんでした。まぁ、そういう年もあります。 紅葉の終わりが遅くなっている分、落ち葉掃除も遅くなります。昨日も今日もたくさんの落ち葉を掃除しましたが、まだ1週間ほどは掃除が続きそうです。年末の大掃除とも重なってくるので、ちょっと厄介です。 地 の 温 み 空 の ぬ く み の 落 葉 か な 吉田鴻司 真っ赤なもみじをバックにした桜の花、乙ですねぇ〜 ‘裏写真’は、散った真っ赤なもみじの葉をバックにした水仙の花です。緑色に写っているのは、レンゲの葉っぱです。これから冬越しをして、来春に花を咲かせます。季節の移り替わりを順番待ちしているような光景で、愉快です。 さて、京都もコロナに感染した人の人数が、連日最高値を更新しています。それでも、繁華街の人出は減っている様子がないようです。 いま感染したら、年末年始は大事になります。年末で、お買い物などに行かれる機会も増えるでしょうが、くれぐれもご注意くださいね。 楚 々 と な ほ 咲 き 継 ぐ 心 冬 桜 藤浦昭代 | |||
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