10/15版
明日の午後からは下り坂で、土曜日は雨マーク。その後しばらくは曇天のようなので、こんな快晴は貴重です。 木曜日だからか、訪れる人もごくわずか。そのほとんどは地元の方だったのではないでしょうか。 天気がいいと、木々の緑もなおいっそう綺麗に見えます。桜などは葉ごとに赤や黄色になってきています、もみじはまだほとんどが緑色。もちろん新緑の頃のような色ではありませんが、日が差しているところを青い空をバックに見ると、10月とは思えないような新鮮な色をしていました。 一応、日本気象協会の予測では、全国的に紅葉の見ごろは遅いということですが、嵐山は平年の11月下旬に対し、今年も11月下旬と平年並みとなっています。ウェザーニューズでは、今年は全国的に鮮やか、時期は平年並み。嵐山は11月21日頃からと予想しています。長期予報もなかなか当たりませんが、紅葉予測はそれらを基にしているのでしょうから、当たらなくても仕方がないかも知れません。 今年の紅葉も、後から振り返ってみて「早かった」とか「ヨカッタ」とか言えるだけで、前もっては誰にもわからないのではないでしょうか。今日の綺麗な緑を見ていると、紅葉などまだまだ想像も出来ません。 秋 い ま だ 大 緑 蔭 と 申 す べ く 田中裕明 花の少ない時期ですが、萩がまだわずかに残っているのと、芙蓉や酔芙蓉などが少し咲いているのが綺麗です。 境内を散策されると、貴船菊(秋明菊)が咲いているのに出会われるかも知れません。木洩れ日が差す中に、ひっそり咲いていたりするのが何とも趣深いです。 地面に目を落とすと、彼岸花の葉っぱが出てきていたりします。まだ青いどんぐりや椿の実が落ちているのにも出会えるでしょう。 ゆ〜っくり秋の好日をお楽しみください。 こ れ よ り は 秋 明 菊 を 思 ひ 出 に 桂 信子 | |||
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