3/6版
昨日は啓蟄でしたが、北風が吹き荒れて霰のようなものも降りました。まだ彼岸前ですから、寒いのは仕方ありませんね。 3月5日に更新されたウエザーマップの「さくら開花予想2020」では、京都の染井吉野の開花は3月18日、満開が27日となっていました。今年は大阪よりもそれぞれ2日早い予想です。 境内の染井吉野の蕾も、思った以上に膨らんでいて驚きました。ただ、その頃はまだ新型ウイルスの感染も沈静化していないでしょうから、花見に浮かれているわけにもいかないでしょう。 いろいろなイベントが中止になり、人の移動も少なくなって、京都の観光地はどこも静かです。でも、真如堂では1日から大涅槃図の特別公開が始まっているので、2月とは打って変わって(ちょっと大層な表現です)、訪れる人が多くなっています。といっても、決して「濃厚接触」にはならない程度ですから、ご安心ください。 毎日のニュースに気持ちも行動も萎縮していきそうですが、外を歩くのは何の問題もありません。お天気の佳い日には、ぜひ早春の空気を満喫なさってください。 草 よ り も 影 に 春 め く 色 を 見 し 高木晴子
長い間楽しませてくれた水仙ですが、終わりが見えてきました。今年は雪で花軸が折れることもなく、楽しませてもらえました。球根なのに、結構なスピードで増えているように思います。来年が楽しみです。 椿も、花が咲く品種が増えて来ましたので、これからが楽しみです。 自坊の桜ん坊は今が満開です。例年よりも10日以上早いペースで、お彼岸にはもうすっかり散っているでしょう。でも、あまりに早いので蜂などがほとんど来ていません。メジロが花をよく突いていますが、それでは受粉できてないのではないでしょうか? 今年は実が少ないかも知れません。 さぁ、どんどん春が本格化していきます。新型コロナとインフルエンザと花粉症にお気をつけになって、存分に春の訪れをお楽しみください! 山 茱 萸 の 花 の こ ぞ り て 黄 を 凝 ら す 塩川雄三 | ||
|