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最初は、今年の紅葉はよくないと思っていましたが、この冷え込みでちょっと期待が持てるようになってきました。昼間はお天気がよくて、夜は冷え込んで、雨も適度に降るという好条件が揃い、境内の木々もかなり色付いてきました。 紅葉情報を見ても、京都市内の紅葉の名所はほとんど「色付き始め」。真如堂でもほぼ同じですが、「色付き始め」と「色付く」の間ぐらいかも知れません。山間部の名所では、もう見頃を迎えているでしょう。
あとは今後のお天気次第。向こう1か月の気温は70%の確率で平年よりも高いという予報ですから、安心は出来ません。スタートが良くても失速する年もあれば、尻上がりによくなる年もあります。さて、今年はどんなパターンになるでしょうねぇ。 どちらにしても、紅葉のピークは11月末以降です。まだまだこれからですから、十分に下調べをしてプランを練ってください。特別公開なども目白押しです。 眞 青 な る 紅 葉 の 端 の 薄 紅 葉 高浜虚子
これからはウイークデーでも渋滞するようになってきて、移動時間が場所によっては普段の倍どころでは済まなくなってきます。所要があって出かけるのにも大変で、1年で一番ストレスフルな時期です。せっかく京都にお越しになっても、大半の時間を渋滞の車の中で過ごしたというのではつまらないですから、くれぐれもご用心ください。自家用車はできるだけ避けたほうがいいですよ。 真如堂の境内も、今日から一気に人が増えました。車の規制も始まってガードマンが出たりと、普段は静かな境内が喧噪に包まれるようになりました。これからしばらくは‘別世界’です。 紅葉の人出を当て込んで、自坊の吉祥院では「かふぇ水琴窟」を開きます。今年で12回目になると思いますが、こころの病などを抱えている人たちがコーヒーや紅茶で御接待(有料)します。11/21〜12/5の12〜16時(ラスオオーダー15:30)ですので、ぜひご来店ください! 初 冬 の こ こ ろ に 保 つ 色 や 何 原コウ子 |