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3日から‘お盆ロード'で京都市外を転々としていましたが、今日からは京都市内。まともに38度の洗礼を受けました。駐めては読経、また移動の繰り返しで、車のエアコンはなかなか効きません。それでも、体が慣れてきたのか、結構苦ではなくなってきたような気もします。 今日は5時頃といつもより早く自坊に帰れたのですが、今朝で掛ける時に元気だった紫陽花はダラッと葉を垂れ、たっぷりあった蓮鉢の水が相当減っていました。それを見て、いかに暑かったかを再確認しました。昨日、夕立があったので、水は足りていると油断していました。 写真を撮りに境内に出ましたが、出会った人は一人だけ。供花を持っておられたので、墓参でしょう。焼けた墓石が並ぶ墓地が、どれほど暑いかは容易に想像が付きました。 迷走台風の影響がどのように出てくるかはわかりませんが、週間天気予報に傘マークは見当たりません。予想気温は9〜13日まで、ずっと38度。夜中に‘夕立'があるのを祈るばかりです。 そ よ り と も せ い で 秋 立 つ 事 か い の 上島鬼貫
晩熟の品種を植えた自坊の蓮は、今日も3種4輪が咲きました。白花は今年初めての開花です。 蓮は綺麗ですねぇ〜。比較的涼しい朝のうちに開花して、1、2日目は暑さを避けるかのように花を閉じます。3日は閉じる力を失って開いたまま。4日目に散っていきます。その明確な‘ストーリー'もドラマチックに思います。 お盆の墓参もこれからがピーク。お参りの方々を、ますます清浄な気持ちに導いてくれるのではないでしょうか? 朝と夕方しか写真が撮れないので、今日の更新はこれまで! 皆さま、いのちに関わる暑さにご注意ください。 白 蓮 や 浄 土 に も の を 探 す 風 中村草田男 |