6/21版
まだ梅雨入りしません。1週間ほど前はこの土日頃に梅雨入りするかも知れないと言っていたのですが、明日も明後日も雲マーク。傘マークは27日までありません。今年は梅雨がないのでしょうか? 今の時期に雨が降ってくれないと、これから夏本番に向う草や木々には酷な気がします。ただ、この先1ヶ月は平年よりも少し雨が多い予報ですので、そのうち降ってくれるとは思います。激しい雨ではなく、やさしく、たっぷりと、欲を言えば夜の間に降って欲しいものです。 境内の緑は、もう「新緑」とは言えませんが、お天気もいいので綺麗に見えます。木々を渡る風もあって、街中よりは気温も低く、緑陰にいると心地良いです。 明日は、もう夏至。草刈り機で刈り払われた草の香りが、夏らしさを際立たせていました。 あ ら く さ の 香 立 ち て あ り し 夏 至 の こ ろ 岸田稚魚
先週末頃に菩提樹の開花が地元紙に載ったので、たくさんの人が記事を見てお越しになりました。でも、載った時点でもう既に盛りを過ぎていました。 新聞記者は過去取材記録などを見て、同じように取材に来られますが、自然はそんなに律儀ではありません。どうせなら、早い目に載せてくれればいいのに、だいたいは後手です。 今日もまだ見に来る方がおられ、実を見ては「まだ蕾?」と仰っていたので、「もうすっかり終わって、実がなっています」と教えてさしあげました。 本堂前で対のようになっている沙羅は、今が盛りです。先週と比べると、ずいぶん花の数が増えました。もうしばらくは見頃が続きます。
花が咲いていない枝は、早い目に剪定作業に取り掛かって、来年に備えようと思っています。 自坊の前の新しい紫陽花園は、まだ株が小さいので、花はあまり咲いていません。こちらは来年以降です。 鐘楼周り〜本堂裏〜自坊前と紫陽花を植えて来ましたが、その時々に挿し木して増やした種類が違うので、各紫陽花園によって種類に偏りがあります。まぁ、ボクにしかわからないでしょうが・・・歴史を感じます。 紫陽花のためにも、ゆっくり、たっぷりと雨が降ってくれますように。 紫 陽 花 や よ れ ば 蚊 の 鳴 く 花 の う ら 久村暁台 |