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    若葉の下に赤いコーンも目立つ / 朝はどんよりでした  マウスを載せれば写真が変わります
 またちょっとヒンヤリした日になりました。朝6時頃に通り雨があり、その後もいつ降り出してもおかしくないような空模様でしたが、午後からはガラッと変わって、青空が広がってきました。こんなことなら、午後に写真を撮ればよかった・・・と思っていたら、また黒雲が広がってきました。
 でも、今夜から明日の朝まではまた雨。最高気温も13度と、一気に季節が戻ってしまう予報です。「今度こそもういいだろう」と冬物を片付けられた方は、お風邪を召されませんように。
 人によっては、明日から、平成から令和に掛けての10日連休とか。海外旅行にでも行かれる方にはうれしいでしょうが、病院が休みになったりと、困る方も多いでしょうね。京都もきっと大混雑するでしょう。
 境内は新緑が鮮やかです! もみじの花粕の落ちるのが少しピークを過ぎ、もうしばらくは桜の蕊が降って来ます。常緑樹も若葉が出るのに伴って古い葉がどんどん落ちてきます。草はあっという間に伸びますし、しばらくは掃除が大変な季節です。
 境内にお越しになった方は、木から落ちてきたゴミが頭や衣服に付いていないか、お確かめくださいね。




       若  葉  吹  き  渡  り  て  次  の  若  葉  風      稲畑汀子





        花房が垂れないだるま藤 / 花水木と塔   マウスを載せれば写真が変わります
 春は本当に駆け足です。新緑は、少しずつ色が移ろっていくものの、当分はお楽しみいただけます。でも、花々は次から次へと咲いては散っていきます。
 本堂の南側では、藤が満開になっていたのに気が付きませんでした。だるま藤という種類でしょうか、コロッと丸く咲いて、房が垂れないので少し風情に欠ける気もします。
 自坊の庭では、花水木がここ3日ほどで満開になりました。10年ほど前に作った庭に、植木屋さんがシンボルツリーとして植えたのですが、ボクはあまり似合わないような気がしています。新緑も花も、秋には実も楽しめるのですが・・・。


       盛りを過ぎた八重桜 / 咲き誇る姫うつぎ    マウスを載せれば写真が変わります
 あっという間に咲いた鐘楼周りの八重桜は、もう盛りを過ぎて、花色が褪せて葉が目立ってきました。これからは木の下にピンク色の花びらが積もります。
 つつじも咲き始めました。椿や馬酔木、レンゲ、シャガ、白山吹など、いろいろな花が咲いています。
 残念なのは、三重塔が足場に覆われたままなことです。塔を入れて写真を撮ろうとしても、足場しか写りません。工事はまだ当分掛かりそうです。お隣の黒谷さんの三重塔も今は同じように足場に囲まれています。去年の台風の修理には、あちこちでまだ当分掛かりそうです。
 さぁ、連休はどこに出かけられますか? 混んでいる観光地を避けて、真如堂の若葉の下でゆっくりした時間をお過ごしになりませんか?




       ゆ  く  春  の  う  し  ろ  姿  か  藤  の  花      可南