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               静か〜な境内       マウスを載せれば写真が変わります
 天気予報を見て、すごく寒くなるのかと覚悟していましたが、朝起きてみるとそれほどでもなく、かえって昨日の方が寒く感じたくらいでした。気温は今朝の方が2度ほど低かったのですが、昨日の朝は風が強くて、体感的には寒く感じられたのでしょう。
 最高気温は8度台。この時期らしい、ぴりっと引き締まる寒さです。
 境内に人の姿はほとんどなく、葉を落とした木々が並んで遠くまで見通せる景色は、先週と何ら変わりません。しばらくは、‘何も動かない’日々が続きます。
 あちこちでインフルエンザに罹ったということを聞きます。爆発的な勢いで流行しているようで、法事が延期になったり参列者が欠席したり。塔頭の僧侶も2人が感染しました。
 人混みは出来るだけ避けて、誰もいない境内を散策なさってみてはいかがですか?




       大  寒  や  石  の  あ  は  ひ  に  草  の  ぞ  き      南方惇子





        梅です。わかりますか? / 樒の花    マウスを載せれば写真が変わります
 自坊の前の白梅が咲き始めました。八重の紅梅はずいぶん前にから咲いていて、そろそろ終わりです。
 梅といえば、京都では北野の天神さん。今日は初天神で、梅がほころび始めているとニュースが伝えていました。
 静かに楚々と咲いている梅の花は美しいですね。
 そのすぐ近くで、樒の花が咲いてきていました。
 一般家庭には樒が植えられることはないでしょう。少し前まで、お葬式が行われる家の前には樒を花輪のようにずらっと並びましたし、現在でもお寺の葬儀などでは門前に樒の門柱のようなものを建てます。また、お墓には樒を供えるのが基本です。樒には邪気を払う力があるとされていることなどから、そのように使われるのですが、一般の方にはあまり縁起のいい木には思えないでしょうね。
 多くのお寺では樒を祭壇や修法に日常的に使うので、1本や2本は必ず植えています。自坊にも3本ありますが、木の‘高齢化’でいい枝葉が採れなくなってきたため、新たに幼木を育てつつあります。
 葉も枝もよい香がしますが毒があり、特に実には食べると死に至るほどで劇物に指定されています。
 そんなコワい木の花でも、花の少ないこの時期には咲いているとうれしいです。
 来週はもう2月。皆さん、くれぐれもインフルエンザにご注意ください。




       探  梅  と  な  く  わ  が  庭  の  梅  に  会  ふ     後藤比奈夫