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             朝の本堂雨 / 桜の紅葉    マウスを載せれば写真が変わります
 清々しい秋晴れの日となりました。雲ひとつない青空が、朝から夕方まで広がっていました。
 こんな天気を待ちかねていたかのように、今日は散策する人を多く見かけました。家の中にじっといられないようなお天気ですもの。
 ここ数日、朝に「寒ぅ」と感じることがありましたが、今朝の最低気温は10度。この秋一番の冷え込みとなりました。
 1日の最低気温が8℃以下になると紅葉が始まると言われていますが、桜はもうかなり色付いて、毎日ハラハラと葉を散らせています。一気に散ってくれない桜は、掃除人泣かせです。
 もみじの紅葉も、この1週間で急に進んだ気がします。本格的に紅葉が始まるのは来月になりますが、これからは、少しずつ少しずつ、境内の全体の色が変わっていきそうです。




        箒 木 に 秋 め く 霧 の 一 夜 か な        西島麦南





          女御輿 / 本堂前に御輿到着      マウスを載せれば写真が変わります
 今日は、真如堂の鎮守である日吉神社の神幸祭で、御神輿3基が氏子の住む区域を回った後、本堂前に参来しました。
 日吉神社は、比叡山の鎮守である日吉山王を勧請して、約800年前に作られたとされています。真如堂は創建千年余ですから、創建後しばらくしてから勧請されたことになります。応仁の乱などで真如堂が転々とする間も神社はここのあって、吉田家(神社)と相謀って祭事を維持したようです。
 ご神像は地蔵菩薩立像と神猿の木像。山王大権現 を代表しての十禅師大明神と吉田神道の御神宜 たる天之子八根命を重ね合わせた本地仏が地蔵尊で、猿は日吉神の使者とされたのが由来だそうです。
 午後、遠くから聞こえていた太鼓や笛の音がだんだん近付いて来ました。御神輿は3時に到着の予定ですが、笛や太鼓の音が大きくなるのを見計らって本堂前に出仕。2基の御輿が本堂前に据えられた後、真如堂一山の僧衆が読経する中、神主さんや氏子総代の人たちが焼香参拝。子供たちの太鼓の奉納も行われました。
 残念ながら、法要や行事の写真は、ボクも出るために‘本番’は撮ることが出来ません。いつの日か引退した時には、存分に撮りたいと思っています。
 今日は近くのいくつかの神社でも祭礼が行われました。お祭りには最高の日和でした。


          お茶の木の花 / 色付いてきた黄色い千両 マウスを載せれば写真が変わります
 酔芙蓉、木槿、萩などもまだ咲いています。貴船菊(秋明菊)もちらほら咲いています。
 生垣の中のお茶の木に、ふんわり黄色い花が咲いているのに気が付きました。境内にはお茶の木が案外たくさんあります。かつては、自ら茶摘みをして番茶などを作っていたのでしょう。
 お茶の木は、椿の仲間です。椿の花も咲き始めました。咲く花の移ろいを見るに、確実に季節が変わって行っていることを感じます。
 木々の実なども、紅く色付いてきました。山茱萸は艶やかに紅くなっていますし、花水木はもう真っ赤になってかなり落ちました。南天や千両なども、まだ色は濁っていますが、赤くなっています。
 今は木々の葉っぱも実も、日々色が変わっていく頃です。その早い移り変わりの様を見逃すまいと、緊張と楽しさがいっぱいの季節です。




      茶 の 花 の 咲 く ま で 忘 れ ら れ し 径     小川笹舟