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           3時頃の青空 / 朝の曇り空     マウスを載せれば写真が変わります
 台風が通り過ぎて一気に秋がやってくるのかと期待していましたが、さにあらず。今日も35度の暑い日でした。早朝にサッと通り雨があった後、お昼前まではすっかり曇っていましたが、どんどん晴れてきました。
 さすがに、38、39度という日はなくなりましたが、もう処暑も過ぎているのに、昼間はまだ真夏のようです。
 台風20号では、大将軍神社の拝殿が倒壊したり、百万遍知恩寺阿弥陀堂や平安神宮の額殿の瓦が落下するなど、真如堂に近い社寺でも被害が出ました。真如堂では幹の腐っていたもみじが倒れたり、瓦が少し傷んだりしましたが、ほぼ小枝が折れて散乱する程度でした。
 この8月は例年以上に台風が多く発生しています。今年の夏のような暑さが恒常化するという話もありますし、台風が強大化する傾向にあるとも言われています。そうなると、災害も増えてしまうでしょう。もう、紅葉がいいとか悪いとかいうレベルではなくなってしまうかも知れませんが、今年は異常な暑さ、8月の少雨、相次ぐ台風で葉っぱが揉みくちゃにされていることなど、紅葉にはマイナス要素ばかりです。さて、どうなりますやら・・・。
 京都市内の小学校も、明日で夏休みが終わります。今日明日は、先週と同じく、地蔵盆が行われている町内もあります。さぁ、最後の夏休みだぁ! ・・・境内に子供の姿はなし。




       秋 暑 し 庭 に 木 か げ を ひ ろ ひ つ つ      高浜年尾





       開きかけた玉紫陽花 / 2度目の萩の花   マウスを載せれば写真が変わります
 やっと玉紫陽花が咲き始めました。昨年同様、平年よりもかなり遅い開花です。
 玉紫陽花は、地植えしているものと鉢で育てているものがありますが、鉢のほうは葉っぱがかなり焼けてしまいました。水を入れたトレイに浸けているのですが、この暑さにやられてしまったようです。
 「さほど綺麗でもないですが、京都ではあまり見かけない花です」という講釈を添えて、今年もこの挿し木苗を幾鉢か差し上げました。色も形も控え目な花で、花よりもまん丸い蕾のほうがインパクトがあります。名前も、玉のような蕾に因んで付けられています。
 萩は2回目の開花です。境内の萩も6月末頃に咲いて、9月にはまた咲くでしょう。2度咲きの品種もありますが、自坊のも境内のもそういう種類ではありません。季節感が乏しくなりますから、1度咲いてくれれば充分です。それにしても、この暑さに萩は似合いません。
 境内は花に乏しい季節に入りました。しばらく、このページの更新ネタ探しに苦労しそうです。




       う す う す と 玉 紫 陽 花 の 色 を な し       行方克己