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             久々に青空広がる境内     マウスを載せれば写真が変わります
 久しぶりに青空を見ました! 本当に長く強い雨でした。大雨特別警報など警報がたくさん出て、真如堂近辺でも崖崩れがあったり避難指示が出たりして、これまでにはない雨でした。
 今回の災害に遭われました方に、心から御見舞い申し上げます。
 日の光が差すのは今月3日以来。朝一番の青空は、本当にうれしかったです。
 様々なニュースで、京都が大雨に見舞われ、渡月橋が通行禁止になった、鴨川の護岸が崩壊したなどと報じられたので、他府県の方にはずいぶんご心配をお掛けしました。京都市内は5日は強い雨に見舞われましたが、6日、7日と雨量が減っていきました。
 真如堂の境内も多少雨水が多かった程度で、1時間雨量の最高は20ミリの「強い雨」でした。土砂降りの雨の時には、小石などが門前に流出することもありますが、そこまでではありませんでした。
 真如堂の東参道は切り立った崖沿いですが、その崖は断層によって出来たもので、真如堂から金戒光明寺まで続いています。その崖の下に避難指示が出ました。こんなことは初めてです。
 自然の脅威を改めて感じた3日間でした。


         日の当たる桧 / 雨後、緑の色冴える    マウスを載せれば写真が変わります
 4日間で330ミリほどの雨が降った境内。7月一ヶ月の平年値が約220ミリですから、それをはるかに超えています。
 湿度が飽和状態の空気に日が差したものですから、逃れられない蒸し暑さに包まれましたが、少し風があったので、助かりました。
 日の当たっている桧や苔から、水蒸気が上がっているのがとても幻想的でした。木々の緑も、とても綺麗でした。
 あっという間に7月も1週間が過ぎ、昨日は七夕で小暑。この後1週間の天気予報に傘マークはありませんが、これで梅雨が明けたのでしょうか? 京都の梅雨明けは、例年、祇園祭の先祭り巡行が終わった頃。まだ、もう少し先でしょうか?




     真  青  な  る  空  を  残  し  て  男  梅  雨     小宮山 勇






       咲き誇る木槿 / 剪定後の花散らかる紫陽花園   マウスを載せれば写真が変わります
 しばらくは花を見るどころではありませんでしたが、今日、久しぶりに木槿を見に行くと、もうずいぶん満開になっていました。他の花同様に、今年の開花は少し早い目です。
 木槿は毎日次々と咲くので、しばらくは見頃が続きます。
 紫陽花ももう終わりです。所用が重なったのと雨続きで、花後の剪定がすっかり遅れてしまいました。剪定が遅れると、来年の花付きが悪くなるので、一大事。やっと晴れた今日は、時間のある限り剪定作業をしました。
 作業をしていると、切り落とした花が欲しいという方もおられます。剪定方法を尋ねてくる方もいます。「適当に切っているのですか?」などという失礼な質問をする人もいました。とにかく数をこなさなければいけないので、手際よく切っていたので、そう思われたのでしょう。花がちゃんと付くように、どういう形に伸ばしていくか、伸び過ぎて倒れないようになどと考えながら、どんどん切っていきました。
 今日でやっと2割ぐらいが終わっただけ。経験のない人には頼めないので、独りでやっているため、先はかなり長いです。今日は職員さんが切った枝を次々と片付けてくれたので、大助かりでした。
 今年は本当にたくさんの方が見に来てくださいました。来年に向けて、ちょっとプレッシャーですが・・・。有り難うございました。
 大雨は終わりましたが、まだまだ油断の出来ない状態が続いている方も多いでしょう。くれぐれもご自愛ください。




      歩  を  ゆ  る  め  木  槿  の  花  の  白  感  ず      村越化石