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今朝早くには土砂降りの雨が降りましたが、その後はしとしと。梅雨らしいお天気となりました。湿度はかなり高かったですが、最高気温は23度台だったので、過ごしやすかったです。 梅雨入りして10日足らずですが、今年の西日本の梅雨は、平年より曇りや雨の日が少なく、梅雨明けが早まる可能性もあるそうです。さらに、平均気温が平年より高く、7月を迎えた途端に、体に堪える暑さになりそうだとか。そう聞いただけでも、先が思いやられます。 雨の降る境内にしては訪れる人もあり、シーンと静まりかえっている感じではありませんでした。 も の の 音 木 下 闇 ま で 来 て 消 ゆ る 後藤比奈夫
でも、もうしばらくすると、なりすぎたり、‘質’のよくない実が淘汰されて、木の下にいっぱい落ちてきます。 銀杏もいま生理落果が盛んで、木の下には1センチほどの緑色の実がたくさん落ちています。通りがかる人は、不思議そうに木を見上げておられます。熟したときには黄色いぎんなんが、若い時には緑色をしているとはご存じないのでしょうね。 沙羅の花も、毎日20〜30輪咲くようになってきました。女性にはとても人気のある花ですが、気が付かずに素通りして行かれる方もおられます。せっかくお越しになったのですから、「何か見つけてやろう」というようなお気持ちで散策して欲しいですね。
長い時間、写真を撮っておられる方も多いです。アップの写真ももちろん綺麗ですが、せっかくお寺の境内で撮られるのですから、何かお寺らしい建物を入れるとかして欲しいですねぇ。 去年、剪定の手を少し抜いたものですから、今年の紫陽花はひょろっと背が高くて、点数を付けるとすると60点ぐらいです。日々散歩をしている方の中には、‘手抜き’したことやいたずらに背が高いことを鋭く見抜いている方がおられて、
自坊の前庭には1.5メートル高ほどのつつじが10数本植わっていますが、ここ30年ほど花が咲いたことがありません。もみじなどの木の下で、日当たりが悪いのです。ここに紫陽花を植えようと思っています。 数年前にも「ご不要な紫陽花があれば、ぜひお譲りください」とお願いしたことがありましたが、もう一度、その‘プロジェクト’を再開して、紫陽花の品種を増やしたいと思います。ご協力、お願いします! 今年はほとんどすべての花の開花が早かったので、紫陽花の見頃も今月いっぱいでしょう。ぜひ、お越しください! か な し み は か た ま り 易 し 濃 紫 陽 花 岡田日郎 |