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      枝を垂れるもみじ / 緑の色も落ち着いてきました マウスを載せれば写真が変わります
 近畿地方も6日に梅雨入りしました。梅雨入りの翌日頃は天気が回復する印象があり、7日の昼間は晴れましたが、今日はまた午前中から降り始めました。まぁ、梅雨なのですから、仕方ありません。
 雨で薄暗いせいなのか、境内の木々の緑も、少しずつ若緑からくすんだ緑に変わってきたような気がします。おまけに、虫の食害によるものだと思いますが、枝先の若い枝や葉が萎れて茶色くなっているのが目立ってきました。これも毎年のことで、ボクにとっては、「あー、そういう季節になったんだなぁ」と感じさせてくれる現象です。
 雨が降ると、その重みでもみじなどの枝が大きく垂れ下がってきて、雨傘の行く手を阻みます。そんな中を、滑りやすくなった石畳を、そろりそろりと歩くのも、またこの季節ならではの気がします。




    梅 雨 清 浄  葉 を ひ ろ げ ゐ る 樹 々 の 上 に       野澤節子






    木いっぱいに咲いた菩提樹の花 / わずかに咲く沙羅の花 マウスを載せれば写真が変わります
 例年よりも少し早く咲き出した菩提樹の花も、少し盛りを過ぎました。まだ見頃の花もありますが、茶色く変色したものや、早くも結実し始めたものもあります。一度に、花の盛りから結実までを同時に見られるものは稀でしょうね。
 湿度の高い日の方がよく香りが立つようで、今日はかなり遠くからも匂いがわかりました。
 お天気がよくないにも関わらず、今日もこの花を見に来た人が樹下に絶えませんでした。
 その‘お隣’の沙羅の花も、5日頃に咲き始め、今日は5〜6輪咲いていました。まだポツン、ポツンという咲き方ですので、目を凝らして花を探さないといけません。カメラを望遠にして、ようやく花を捉えました。見頃はまだまだ先です。
 菩提樹も沙羅も、ファンの多い花です。


        本堂裏の額紫陽花 / 鐘楼脇の紫陽花    マウスを載せれば写真が変わります
 紫陽花も次第に咲いてきて、額紫陽花などの中には、少し盛りを過ぎるものも出てきました。‘普通の’紫陽花は、これからが見頃です。
 今年は気候のせいか、あまり手入れしなかったせいか、花付きがよくありません。後者だとすれば、正直なものですねぇ〜。
 真如堂の紫陽花も少しずつ知られてきたようで、見に来てくださる方が増えましたし、写真を掲載したサイトも増えてきました。折角なので、もう少し見応えのあるものにしていきたいと思っています。
 紫陽花の見頃は、もう少し先。まだまだこれから楽しんでいただけます。
 雨に濡れる緑も花も綺麗です。ぜひ、お訪ねください。




     紫  陽  花  や   色  の  あ  せ  た  る  雨  男       仁平 勝