4/13版
「春に三日の晴れなし」という諺通り、お天気は周期的に変化して、気温のアップダウンも‘日替わり’。天気予報から目が離せません。 境内は一気に新緑へと模様替えをして、桜はかろうじて蕊が残っているだけです(鐘楼の周りには八重桜が咲いていますが)。もみじの葉っぱの色も日に日に鮮やかになって、黄緑色から若緑色へと変わりつつあります。 向こう1か月の平均気温は、平年よりも高くなるそうです。これから先、今年はどんな気候になるのでしょう? 夏は暑いのでしょうか? 紅葉は綺麗なのでしょうか? 境内の景色がどのように移ろっていくのか、ちょっと気がかりです。 動 く も の み な や わ ら か し 若 楓 内藤雅子
もみじの花ももう終わりで、ここ2〜3日は大量の花粕が降って来ています。今日のように風が強いと、あちこちから花粕が飛んで来て、掃除をしても甲斐がありません。 八重桜もそろそろ終盤に差し掛かってきて、これからは樹下の大量の花びらが楽しみです。 平戸つつじも咲き始めました。これは2週間ほど早いのではないでしょうか? 藤も咲き始めています。4月中に何もかもが咲いてしまって、5月には見る花がなくなってしまわないでしょうか・・・。
自坊の前を中心に、白山吹がいま盛りです。清楚な白い花にやわらかい緑の葉がマッチして、とても美しいです。 レンゲの花も盛りとなりました! よく写真を撮っていただいていますが、広大な田畑の風景とはちょっと違います。まぁ、お寺に来てレンゲが見られるなんて‘想定外’でしょうし、ご年輩の方には郷愁を誘うかも知れません。 これからしばらくは、新緑と薫風が何よりの‘お接待’の境内です。若い緑あふれる清々しい景色の中で、のんびりした時間をお過ごしください。あと10日ほどで、本格的な花粉シーズンは終わるそうですよ! わ す れ 菜 も み な 花 も ち て 春 深 し 立花豊子 |