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              晴れ渡る境内       マウスを載せれば写真が変わります
 北海道などでは、急速に発達した低気圧の影響で猛吹雪になったりしていますが、京都はお昼前から雲一つないような快晴となりました。気温は12度ほどでしたが、溢れんばかりの春の陽射しがあったので、日向にいるとあたたかかったです。
 昨日、近畿地方では「春一番」が吹きました。「春に3日の晴れなし」と言われるように、上空を流れている偏西風が強くて高気圧や低気圧の移動速度が速いため、晴天は何日も続きません。3月も4月も、ほぼ3日に1日は雨のようです。明後日頃までは高気圧の恩恵を受けますが、週明けからは低気圧の影響でぐずつきそうです。春の雨はまさに恵みの雨。雨がしっかり降ってくれないと草木も育ちませんもの。
 1日から大涅槃図の特別公開が始まったので、拝観の方がほんの少し増えているようです。
 街ではリクルートスーツを着た人を見かけるようになりましたし、親御さんと一緒に下宿を探す新大学生も増えてきました。自然も、人も、いよいよ動き始めた感じです。




     声  散  つ  て  春  一  番  の  雀  た  ち      清水基吉






       鮮やかな侘び助の紅 / 陽の当たる水仙     マウスを載せれば写真が変わります
 お天気がいいと、草も木も石も瓦も、見るものそれぞれが輝いているように思えます。ふと見た侘び助の花の赤が、とても綺麗でした!
 咲いているのに気が付いたのは、つい3日程前。小さい花が葉陰に隠れていて気が付きませんでした。椿の仲間の花は、これからが楽しみですね。
 今日、一番に輝いていたのは水仙でした。日が当たるとますます綺麗です! 肥料をやらなかったのが功を奏して花軸が伸びすぎず、倒れるものが少なくてよかったです。
 涅槃図の季節になると、馬酔木と山茱萸です。馬酔木の花は目立ちませんが、ぜひご覧いただきたいです。山茱萸の花は、まだ目立つほどには咲いていませんが、しばらくしたら本堂の裏の一角が黄色く染まるでしょう。
 さぁ、まだ浅き春ですが、そろそろ我々「人間」も動き出しましょう!




      啓  蟄  の  動  か  し  て  み  る  わ  が  手  足     岡本まち子