2/23版
もう少しこんな天気が続くと、家の中でじっとしているのは勿体ないと思う人が外出されるようになるのですが、今日も境内はまだ閑散としています。やはり、2月は仕方ないですねぇ。 昨日久しぶりに街中に行きましたが、もう春節の期間は終わっているのに、相変わらず外国人の方でいっぱいでした。最近は、「えっ、こんなところに!?」と思うような住宅街にも、トランクを引っ張って歩く人をよく見かけます。 京都の市バスも、混雑緩和のために、「後ろ乗り・前降り」を40年ぶりに変更して、「前乗り・後降り、運賃は乗車時の先払い方式」になるそうです。実証実験で効果が認められたそうですが、はたして上手くいくのでしょうか? さぁ、来週はもう3月。大涅槃図の特別公開も始まります。 春 光 の 遍 け れ ど も 風 寒 し 高浜虚子
ちょうどその時、カルチャーセンターなどで講師を勤めておられる知己の写真家の方とバッタリお目に掛かりました。山茱萸の様子を見に来られたそうで、「やっぱり、もう少し先ですねぇ」と仰っていました。 その方は、あちこちの社寺、名所などを頻繁に巡っておられるので、花の開花状況などにはかなり詳しく、「明後日は天神さんの梅花祭ですが、今年は梅が2週間ほど遅れていて、見頃はまだ先です。どの花も、皆、遅れています」と仰っていました。 そういえば、桜の開花も例年並かやや遅い予想。気象会社などによって違いますが、開花は3月27日〜29日、満開は4月4日頃とか。結局平年並みの予想ですが、結構はずれるので、あまり当てにはなりません。 馬酔木も少しずつ咲いていますが、見頃はまだ先です。花期が長いので、当分の間はご覧いただけます。 水仙はいま満開です。こちらもしばらくは見頃が続きます。 少しずつ春に向かって進んでいる境内。静かな浅春の境内へ、どうぞ散策にお越しください。 探 梅 や 枝 の さ き な る 梅 の 花 高野素十 |