11/2版
10月には、あたたかいを通り越して、暑いほどの日があったりしたのですが、ここ数日の朝は急に冷え込み、最低気温が6〜8度台となりました。紅葉も少し進み、今日の青空に色付き始めた木々の葉が映えていました。 一般的に、紅葉のスイッチは最低気温が8度を下回るようになると入り、5度以下になると一気に進むと言われています。また、8度以下で紅葉が始まってから3週間くらいで見頃を迎えるといわれていますが、冷え込む北の地方ほど、冷え込みから紅葉するまでに時間がかかり、南の地方ほど短い傾向にあるようです。 結局、紅葉のピークはいつ頃になるかということですが、早く始まっても失速して、最後はさんざんという年もあれば、遅くても尻上がりに綺麗になる歳もありますので、終わってみないとわかりません。 皆さんのご都合でお越しになって、綺麗だったら当たり! そうでなかったら残念ということですね。もみじが綺麗になってくるのは、少なくとも20日過ぎ以降です。急ぎすぎないでくださいね。
今朝、京都国立博物館の近くまで行きましたが、コインパーキングはどこも彼処も満車。『開館120周年記念 特別展覧会 国宝』が開催されているからでしょう。ご近所の方の話では、連日、大変な人のようです。 これから1ヶ月余は、どこへ行くにも混雑を覚悟しなければなりませんし、移動に掛かる時間が読めなくなってきます。京都にお住まいの方の中には、「大変な季節がやって来る」と憂鬱に思っておられる方も多いでしょう。ボクもその1人です。 移動には相当の時間が掛かります。バスは当てになりません。ご自分の足か、遠回りでも路面電車以外の電車を頼りになさってください。 小 春 日 の か が や い て す ぐ 暮 れ に け り 米田ゆき子
野路菊は、8年前に姫路市大塩の野路菊保存園で分けていただいたもので、境内のあちらこちらにも植わっていたのですが、職員が剪定してしまったりして、いつの間にかわずかに残るだけになってしまいました。これからは、自坊で大切に保存育成していかなければいけません。 野性味がありながら、可憐で気品のある花です。 菊渓菊は、5年前にご近所の方からいただいたもので、かつては高台寺裏山の菊渓に自生していたという菊で、「泡黄金菊」という呼び名が一般的です。京都府の準絶滅危惧に指定されていて、外来種との混雑が問題視されています。 真っ赤に色付くもみじも綺麗ですが、可憐な菊を見ていると、気持ちが安まります。 青空に誘われて、1日早く更新しました! か か る 日 の ま た め ぐ り 来 て 野 菊 晴 富安風生
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