9/15版
明日からは敬老の日を絡めて3連休という方もおられるでしょうが、残念ながら台風がやってきます。近畿に最接近するのは17日の午後から夜にかけてのようですが、勢力もまだ強いままのようなので心配です。今の時期にもみじの葉っぱがダメージを受けると、紅葉にも影響が出てくるかも知れません。 境内の様子は、1週間前とそれほど変わってはいませんが、次第に秋が深まっているはずです。 20日は彼岸の入り。毎年、お盆が終わると、あっという間にお彼岸です。秋も深まって、今までは「暑い、暑い」と言っていたのが、「寒い」と言う日もそう遠くないでしょう。 散策などをするには、もってこいの季節。さぁ、本格的な秋を楽しむのはこれからですよ! 新 涼 の 風 に 道 案 内 さ せ る 稲畑汀子
萩は境内にたくさん植わっていますが、概して日当たりがよくなので、花付きも芳しくありません。日当たりのいいのは正面参道と総門前の萩。いま、境内で一番美しい花を咲かせてくれます。 人によって、季節を感じる花はそれぞれ違うでしょうが、この花を見ると、ほぼすべての人が秋の到来を実感されることでしょう。 春のお彼岸には「ぼた餅」、秋のお彼岸には「おはぎ」と呼ぶのは、春は牡丹、秋は萩に因んでいるといいますが、真偽のほどはいかがなものでしょう? 萩は、お彼岸にもお月見にも欠かせない花です。同じように、いやそれ以上にそのものズバリは彼岸花でしょう。 例年よりも少し遅れ気味ですが、13日頃に花茎が地面から顔を出し始め、今日、1輪だけ開花しました。いっぱい出ていますから、日に日に花の数が増えていくでしょう。 荒天の連休は家に籠もっているより他はないかも知れませんが、お天気が回復したら、ぜひ秋の野に出かけてみてください! まだ小さい秋かも知れませんが。 萩 咲 い て 風 の 起 居 と な り に け り 岡本 眸
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