9/1版
遠く離れた台風の影響でしょうか、風が強く、木々の葉っぱが大きく揺れています。 朝夕はかなり涼しくなって過ごしやすいですが、今日の最高気温は30.7度。日陰にいると風が吹き抜けていって心地よいですが、日射しはまだまだ強く、日の当たるところにいると焦げ付いてしまいそうです。 もう10日以上も雨らしい雨が降っていないので、境内はカラカラに乾いています。庭も少々水を撒いた程度では潤ってくれず、鉢物への水やりも大変です。「早く雨降れ〜」と、青空が恨めしいです。
逃げようのない日射しを免れて木陰に入った時、しみじみと木の有り難さを感じます。 その葉っぱたちも、ほんの少しずつですが、色が変わって来ました。特に、「花の木」などは枝先の葉っぱから、少し赤黒くなってきています。 紅葉の季節にはまだ2ヶ月以上あり、萩や彼岸花などが咲く季節を経て、日々の冷え込みを待って、ようやくそこにたどり着きます。今は、夏と秋の狭間で、季節の移ろいが立ち止まってしまう頃。暑さの中に涼しさを見出す日が、これからは増えてくるでしょうね。 秋 高 し ペ ッ ト ボ ト ル の 風 速 計 山荘慶子
ピンポン球ほどの大きさにまでに膨らんだまん丸い蕾が、少し崩れたかと思うと花色が見えてきて、開花が始まります。完全に開花するまでには3、4日掛かるでしょうか? 開いてみると案外地味で、蕾のほうがインパクトがある感じです。 京都ではほとんど見られない花ですので、お近くの方はどうぞおいでになってご覧ください。吉祥院の門の中の鉢植えも咲き始めましたので。 紅い芙蓉も、2週間ほど小休止をして、また咲き始めました。酔芙蓉のように色が変わったりはしませんが、今日のような青空にはとてもよく映える花色です。 木槿も、小休止をした後にまた咲き始めている株があります。「今が盛り」と写真を載せているブログがありましたが、今の花は‘焼けぼっ杭’のようなものです・・・? 総門の外の酔芙蓉はこれからが盛り。大きな葉っぱと花の酔芙蓉のためにも、静かでたっぷりな雨が待ち遠しいです。 う す う す と 玉 紫 陽 花 の 色 を な し 行方克己
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