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                  予想外に晴れた新暦七夕の日      マウスを載せれば写真が変わります

 蒸し蒸しとした小暑の日となりました。
 先日来の記録的な豪雨により、福岡や大分では甚大な被害が出ていますが、梅雨にしては雨の少なかった京都も、6月下旬から雨がちになりました。
 今日も傘マークが付いていましたが、いつの間にかなくなって、わずかに青空も出て、とても蒸し暑い日となりました。木陰で涼んでいると心地よいのですが、ちょっと動くだけでドッと汗が出てきます。
 境内に人影はほとんどありません。こんな日は、エアコンの効いた部屋で冷たい物を飲んでいる方がいいかも知れません。
 祇園祭が始まった四条界隈では、祭りの提灯が吊されたり、夜は「コンチキチン」の祇園囃子が聞こえて来たりして、日に日にお祭りムードが高まっています。
 17日の巡行の頃に梅雨が明けることが多いですが、今年はずいぶん早くなる予想がいつの間にか消えて、例年通りとなりそうです。





       さ  そ  わ  れ  て  そ  ぞ  ろ  歩  む  や  梅  雨  晴  間      山本潤子






               少し盛りを過ぎてきた紫陽花        マウスを載せれば写真が変わります
   紫陽花は、少しピークを過ぎました。
 今年は花数が少なくて残念ですが、訪れてくださる方は年々増えています。紫陽花の名所は京都にもたくさんありますが、真如堂は何よりも無料なのが好評です。
 先日来、時間を見つけては剪定作業を進めていますが、雨も多く、なかなか進まずに焦っています。来年の花付きに影響する大事な作業なので、早く、上手に進めたいです。
 今日も剪定をしながら、通りがかりの方に求められて切り取った花を差し上げたり、挿し木をしたいという方に手順を説明したり。中には話し込む方もおられたりして・・・。
 最近は、いろいろと作業のことを考えてしまって、「あー綺麗だなぁ」と単純に花を愛でられなくなったのが残念です。


   ほとんどの人は気が付かない栴檀葉の菩提樹の花 / うっすら闇に萱草の花 マウスを載せれば写真が変わります
 自坊の門前の「栴檀葉の菩提樹(モクゲンジ)」が咲いて、黄色い小さな花が降ってくるようになりました。
 最近では、日本蜜蜂の愛好家の方などが蜜源としてこの花を注目されていたりして、時々、小グループが見に来られたり、冬に種を拾いに来る方もおられます。
 あまりに大きくなって、他の木々が陰になってしまうので、去年、枝を払ってもらいました。ですから、今年は不格好で、花も少ないです。
 三重塔の西側の草原の中では藪萱草が咲いています。毎年同じところに咲くのですが、職員の中にはそんなことお構いなしに、雑草だと思って刈ってしまう人がいます。そんな目に遭わないように、今年は事前に竹の棒を立てて保護し、かつその回りだけはボクが草刈りをしました。甲斐あって、今年もちゃんと咲いてくれました。
 少し薄暗い中に、日本的なオレンジ色の花が咲いているのは、どこか幻想的です。
 4時頃から、ごく短い時間でしたが、どしゃ降りになりました。空が湿気を持ち堪えられなくなったのでしょうか? しばらくこんな空模様が続きそうです。





       ひ  と  つ  萎  え  ひ  と  つ  は  咲  き  て  野  萱  草       榎田きよ子