4/14版
今日は朝から快晴! 最低気温は7.5度でしたが、気温はグングン上がって最高気温は24度を超えました。ちょっと動くと暑いぐらいでした。
今日1日でかなりの桜が散り、地面は花びらのドット模様。いくら掃除をしても甲斐がないので、朝一度やっただけで、後は放ったらかし。掃除ができてないと思う人もおられないでしょう。明日雨が降れば、あちこちで花筏が見られるでしょう。 もうしばらくすると、パラパラ、パラパラと、桜の蘂が降って来ます。髪の毛に蕊を付けた方を見かけるもこの時期ならでは。ボクの頭には、蕊も乗っかりようがありません。 楠や樫の木などの常緑樹は、新しい芽を吹くと同時に、古い葉を落とします。これからは、桜の蕊、広葉樹の古い葉、もみじの花殻などの掃除が忙しくなってきます。 冬枯れの景色が桜の花に彩られるようになり、終わりかける頃にはもみじが芽を吹いて花を咲かせます。とても駆け足な季節のまっただ中です。 空 を ゆ く 一 と か た ま り の 花 吹 雪 高野素十
山吹や連翹(れんぎょう)の黄色い花も、春らしさを演出しています。 シャガの花もあちこちで咲いています。もともとは自坊に植わっていたものですが、グランドカバーや土の流出を防ぐために、境内の各所に植えました。とても繁殖力が旺盛なので、あっという間にこの季節の境内を彩る花のひとつとなりました。 自坊の前では、レンゲの花が盛りとなってきました。「わぁ、なつかしいわぁ」と仰るのは、ある程度の年齢以上の方。今では農村でもほとんど見かけなくなりました。 椿も咲いていますし、これからは藤や八重桜も咲いてくるでしょう。新緑も目に鮮やかです。「何が咲いているかな?」とワクワクしながら散歩が出来るこれからの季節のほうが、ボクは楽しみです。 暮 れ か か る 雲 の 端 に 見 し 春 の 色 潁原退蔵
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