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厳しい冷え込みが数日続いたと思ったら、昨日・今日は12度を越える気温。日の当たるところにいると、少しも寒さを感じず、もうすっかり春になったような気分でした。
手水のところに、時々、花を差していく人がいます。今日、その花を久々に見ました。寒くて引き籠もっておられたのでしょう。 その人の‘正体’をボクは知っていますが、遠方から電車に乗ってこられるので、そう凝った花は買えず、季節を問わずだいたいは菊。でも、今日はその花も輝いていました。写真を送ってあげようと思います。 天気によっても、見る者の心持ちによっても、同じものがずいぶん違って見えます。今日はお天気も良し、気持ちも爽やかで、見るものすべてが美しく見えました。逆にならないようにしなければ・・・。
写真の太郎冠者は、本堂南側の墓地との境界の土手に咲いているものです。植えてから、まだ5〜6年ですが、結構、次々と花を咲かせてくれています。盛りはまだ先ですが、これからは境内を散策する度に立ち寄る場所になりそうです。 紫陽花もその芽に緑色が見えるようになってきました。気の早い株は新しい葉っぱを出していましたが、寒さに当たって、ほとんど茶色く枯れていました。待ち遠しい気持ちはわかりますが、ここは我慢のしどころです。 先日来、寒肥を施して回っていますが、今年はうまく咲いてくれるでしょうか? 「真如堂の紫陽花」が少しずつ認知され始めたので、ちょっとプレッシャーがかかります。でも、あまりあれこれ手を掛けない方が、いい結果が得られそうですね。 さぁ、来週はいよいよ節分、そして立春です。インフルエンザとノロには、くれぐれもお気を付けください。 春 待 つ と い ふ 大 い な る 言 葉 あ り 後藤夜半
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