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今日は、一日中、曇り時々晴れのお天気でした。
葉が落ちて枝や形が顕わになった木々を眺めたり、その枝にとまる鳥たちを見たり、ベンチで本を読むのもいいでしょう。静かに過ごしたい方にはピッタリの冬の境内です。 ただ、1週間経っても2週間経っても景色が移ろわず、‘ネタ’に乏しい今の季節は、このページを更新するのには苦労する季節です。 さ そ は れ て 寒 の 内 な る 寺 詣 り 尾之内かゑ
正直言って、数年前に水仙の球根を植えた時は、株は増えても、ここまでたくさんの花は咲かないと思っていました。鐘楼周りは、冬でこそ日が当たりますが、春から初冬は桜の葉っぱが茂って、ほぼ日陰。日当たりが悪いと、水仙は開花しにくいのです。うれしい誤算でした。 鐘楼まで来られる方は少ないので、人知れず水仙は咲いています。その静けさもまたいいものです。 問題は、紫陽花と水仙が共存できるか? 紫陽花の間に植わっている水仙がこれ以上増えると、紫陽花は栄養を盗られて弱ってしまうかも知れません。そうなった時に、どっちをとるか・・・。 蝋梅の花も、水仙に負けじと、甘い香りを放っています。 冬は他の匂いがあまりしてこないので、水仙や蝋梅の放つ香りはとても際立っています。そう、冬はそんな楽しみ方もあったんだ! 水 仙 を 遠 ざ か る と き 近 づ く 香 稲畑汀子
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