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3、4日前にスイッチが入ったみたいに、境内の紅葉が一気に進みました。朝起きてみたら、「えっ!?」というように進んでいた感じです。
紅葉の美しさは、天気や時間などによってもずいぶん違います。ボクのように境内に住んでいる者は、いまはどの場所がきれいかということを知っていますが、旅行で来られた方には難しいでしょう。特に、時間に追われるツアーでお越しの方には、きれいな場所を探している余裕もありません。 お天気のいい日に来られたなら、それだけできれいな紅葉に出会えるチャンスがいっぱい! 曇りの日はちょっと残念。雨はまた雨の良さがあります。でも、晴天がベスト! 真っ昼間よりも、朝10時前頃か、午後なら2時半頃からしばらくの間の紅葉が情趣があると思います。 これから12月の初めまで、京都はどこへ行っても、人、人、人。車、車、車。日常生活に支障が出るほどの混雑ぶりです。そんな中をあちこち回るよりも、同じところでゆっくりと腰を据えてご覧になってはいかがでしょうか? そんなに広くない境内の真如堂でも、最低30分はご予定ください。 薄 紅 葉 す る よ と 見 れ ば 散 り は じ め 加藤暁台
紅葉を見に来られた方にゆっくりしていただく場所として、また心の病を持った人たちの就労訓練の場として、紅葉の期間だけ開店しています。 もとより対人関係が苦手な人が多く、接客もぎこちないですが、精一杯やっていますので、どうかゆっくりおくつろぎください。開店日は、11・12・14・15・16・19・21・22・25・26・28・30日の11:30〜15:30です。 正面参道の脇などでは、野路菊も咲き始めました。境内が紅く染まる中で、白く可憐に咲く姿にはホッとさせられます。ぜひ、目を向けてあげてください。 前回のこのページでお知らせした菊渓菊も、しっかりと開き始めました。花弁が短く、ハッキリした黄色で、「泡黄金菊」という別名が納得できる姿です。 つい数日前の地元紙で、この菊を復活させる動きがあることが掲載されました。高台寺東の「菊渓」で、冬の間に椎などの高木を伐採して日当たりを良くした上で、来春に苗を植える予定だそうです。継続的に手入れをしていくのは大変ですし、獣害なども予想されます。一過性の活動で終わらないように頑張って欲しいですねぇ。ガンバ! さぁ、いよいよ紅葉シーズンです! 時間にゆとりを持ってお越しください! 登 り く る 人 を 見 て 居 り 紅 葉 茶 屋 野村泊月
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