10/28版
朝からどんより曇って、時折、小雨がぱらついていましたが、3時過ぎからは本降りに。気温も18.9度と、ちょっと肌寒い日でした。
酔芙蓉がまだ少し花を咲かせているのですが、職員さんが早々と切ってしまっています。まだ咲くのになぁ・・・。 石蕗(つわぶき)の黄色い花がひっそり咲き始めました。 茶所横の去来の句碑の側に植わっている石蕗は、植木屋さんが植えた時には場違いと思うほど大きかったのですが、数年経って、ちょうどよい大きさになりました。野生に戻ってきたのかも知れません。 ピンクや白の貴船菊(秋明菊)も、風に揺られながら咲いています。ボクは一重の白の秋明菊が好きです。 自坊では、ほととぎすの花が、これまた静かに咲いています。 ほととぎすの名前は、鳥のほととぎすの胸毛や尾の斑点模様に、花の様子が似ていることから付けられたと聞きます。鳥のほととぎすがどんな模様だったか、思い出せません。昔の人は、鳥も花もよく知っていたのだと感心します。 石蕗も貴船菊もほととぎすも、あまり‘多くを語らない'、素敵な花ですねぇ。 さぁ、来週の冷え込みに備えなくっちゃ! お風邪を召されませんように。 静 か な る 月 日 の 庭 や 石 蕗 の 花 高浜虚子
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