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  少し色付いた木々と行き来する人たち / 自坊の前は緑がまだまだ鮮やか マウスを載せれば写真が変わります

 お彼岸期間中の土曜日。今日は久しぶりに晴れてくれるかなぁと期待していたのですが、すっかり曇天。予想よりも雨雲が北上したためらしく、お参りの方も「降り出す前に帰ります」と急ぎ足でした。
 19日が彼岸の入りでしたが、その前日は1日の雨量が100ミリを越える土砂降り。入りの日は29ミリ、以後、65ミリ、2ミリ、24ミリ、0.5ミリと、雨の降らない日はありませんでした。
 4月に表替えした自坊の畳には、あっという間にカビが生えてしまいました。「どうしてこんなに足袋が汚れるのだろう」と思ったら、カビでした。換気をしても、外の空気自体が湿気たっぷりなのですから、どうしようもありません。
 「雨が上がったらお墓参りをしよう」と思っておられた方が、朝から次々と来られて、境内には人影が多かったですが、夕方から夜に掛けて、今日も一雨あるかも知れません。
 明日でお彼岸も終わり。せめて明日は晴れて欲しいですねぇ。




        墓  に  来  て  老  の  あ  そ  べ  る  秋  日  か  な          吉武月二郎






            きれいだなぁ 白い貴船菊 / 萩と三重塔の擬宝珠    マウスを載せれば写真が変わります
 先週、写真をご覧に入れた赤門前の時ならぬ桜が、多くの人の目を楽しませていて、そのことを話題にされる方がずいぶんおられます。桜の時期に咲いているなら話題にもならないですが、今回は‘おいしいところ'をしっかりと手に入れた感じです。
 お彼岸よりもかなり早目に咲き始めた彼岸花は、もうほぼ終わっている株が大半ですが、稀にこれから咲き始めるところもあります。球根で育つわりには、気候の変動に左右されやすい気がします。
 自坊の前では、白い貴船菊が咲き始めました。清楚で可憐な花で、ボクはピンクよりも白い花のほうが好きです。
 一般的には「秋明菊」と呼ばれますが、京都では「貴船菊」と呼ぶことも多いです。 中国から伝わってきたこの花が、京都の貴船にたくさん自生するようになって、よく見られたことから付いた名前です。
 萩も、まだまだ盛りです。真如堂を萩の名所としてご紹介くださっているサイトなどもあります。萩の株は多いですが、日陰が多くて花付きがよくないので、‘名所'と紹介されるのはおこがましです。
 来週はもう一度暑さが戻ってくるようですが、秋は日々深まって行くでしょう。運動会も多くなってきます。そろそろ秋晴れの空が見たいですね。




        観   音   の   影   の   さ   ま   な   る   貴   船   菊          阿部みどり女