7/22版
京都は、祇園祭前祭りの巡行の日の翌日18日に梅雨が明けました。九州から東海までの各地方と一緒で、近畿は平年よりも3日早い梅雨明けでした。
蓮の花は、今年はどこも早く咲いています。真如山荘前の蓮は、そろそろ終盤。これからしばらくは、自坊の蓮が続けて見られそうです。 蓮が咲いては閉じを繰り返し、4日目には散っていくのは、ご存知の方も多いと思います。朝早いとまだ開き切ってなく、9時頃が全開でしょうか? お昼にはまた閉じています。自坊の蓮の花の前を通る度に、その不思議さに見とれています。 何度見ても、いつ見ても、蕾よし、開いてよし、散ってよしの蓮花です。
寺の庭にはちょっと不似合いな気もしますが、この株は数年前のお盆の棚経の最中にいただいたもので、半日間、炎天下の車中を生き抜いたものです。今年も春の芽吹きが遅くて、枯れてしまったのかと心配しましたが、あっという間に成長し、蕾も日に日に膨らんで、咲いてくれました。花の少ない時期だけに、余計にうれしいですね。 正面参道を上がりきったところで、萩が咲いているのを見つけました。 「江戸絞り」など他の種類は、本堂の裏の小径でも咲いていたのですが、‘普通'の萩の花は初めてです。何か勘違いしたのでしょう。炎天に萩は、ちょっと不似合いです。 北陸地方も今日、梅雨が明けたとか。一方関東の梅雨明けは、場合によっては8月にずれ込むかも知れないとのこと。水不足が解消されるのなら雨も我慢できるでしょうが・・・。こちらは、しばらく雨はなさそうです。それも困ります。 京都は、これから1ヶ月、暑さの厳しい日々が続きます。どうかご自愛ください。 朝 の 僧 南 瓜 の 蔓 を 叱 り を り 大串 章
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