7/22版 




              青空と緑の大暑の境内 / 自坊前の緑の小径    マウスを載せれば写真が変わります

 京都は、祇園祭前祭りの巡行の日の翌日18日に梅雨が明けました。九州から東海までの各地方と一緒で、近畿は平年よりも3日早い梅雨明けでした。
 「梅雨明け3日」という言葉あるように、梅雨明け直後は天気が安定するといいますが、まさにその通りで、18日を境に気候が変わったかのように、カラッとした日が続いています。
 今日は「大暑」。気温も34度以上ありますが、湿度が高くないため、木陰などでは過ごしやすく、例年の8月初めを思わせるような気候になっています。
 今週末の24日も祇園祭の山鉾巡行が行われます。一昨年から後祭(山鉾巡行と還幸祭)が復活し、今日・明日・明後日は宵山が、後祭の鉾町では行われます。前祭のような四条通の歩行者天国や露店の出店はなく、後祭のことがまだあまり知られていないので、ちょっとひっそり気味(行って、この目で見たわけではありませんが・・・)。
 もちろん、境内を訪れる人が増えることも、ほとんどありません。夏空と白く沸き立つ雲、美しい緑の、ひっそりした境内です。




        猫  の  尻  見  せ  ら  れ  て  ゐ  る  大  暑  か  な          仙田洋子






            自坊の蓮 2日目 / 初日   マウスを載せれば写真が変わります
 境内は、今は花が少なくなっています。木槿も最盛期のはずですが、今日は花数が減って、あまり見応えがありません。晴天続きは苦手なのかも知れません。
 蓮の花は、今年はどこも早く咲いています。真如山荘前の蓮は、そろそろ終盤。これからしばらくは、自坊の蓮が続けて見られそうです。
 蓮が咲いては閉じを繰り返し、4日目には散っていくのは、ご存知の方も多いと思います。朝早いとまだ開き切ってなく、9時頃が全開でしょうか? お昼にはまた閉じています。自坊の蓮の花の前を通る度に、その不思議さに見とれています。
 何度見ても、いつ見ても、蕾よし、開いてよし、散ってよしの蓮花です。  

                 真っ赤な芙蓉 / 一足早い萩の花        マウスを載せると写真が変わります
 自坊の蓮の横では、真っ赤な芙蓉が、昨日1輪、今日もまた1輪咲いています。
 寺の庭にはちょっと不似合いな気もしますが、この株は数年前のお盆の棚経の最中にいただいたもので、半日間、炎天下の車中を生き抜いたものです。今年も春の芽吹きが遅くて、枯れてしまったのかと心配しましたが、あっという間に成長し、蕾も日に日に膨らんで、咲いてくれました。花の少ない時期だけに、余計にうれしいですね。
 正面参道を上がりきったところで、萩が咲いているのを見つけました。
 「江戸絞り」など他の種類は、本堂の裏の小径でも咲いていたのですが、‘普通'の萩の花は初めてです。何か勘違いしたのでしょう。炎天に萩は、ちょっと不似合いです。
 北陸地方も今日、梅雨が明けたとか。一方関東の梅雨明けは、場合によっては8月にずれ込むかも知れないとのこと。水不足が解消されるのなら雨も我慢できるでしょうが・・・。こちらは、しばらく雨はなさそうです。それも困ります。
 京都は、これから1ヶ月、暑さの厳しい日々が続きます。どうかご自愛ください。




      朝   の   僧    南   瓜   の   蔓   を   叱   り   を   り          大串 章