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                     裸木に春日さす         マウスを載せれば写真が変わります

 今朝も、境内の場所によっては結氷していました。これで3日連続です。
 でも、昨日までと違うのは昼間の気温。今日は14.4度まで上がり、お彼岸のお中日頃の気温でした。気温が上がったり下がったりしながら、大きな目で見ると徐々に上がって行くのですね。
 今日は土曜日でしたが、特に訪れる人が増えるわけでもなく、静かな一日でした。やはり、3月の声を聞かないと、積極的に「出かけよう!」という気持ちにはなりにくいものでしょうか?
 今年は1日長い2月も、あと2日で終わります。静かなのはいいのですが、そんな日が続くと、「誰か来てぇ〜!」と思ってしまいます。
 3月からは、涅槃図の特別拝観が始まります。オフィシャルには、「3/1から4/3まで」と告知しているのですが、実は28日の3時過ぎ頃から公開します。これは単純に人手の問題。大きな涅槃図は6人がかりで吊すのですが、29日夕方は人手が足りなくなってしまったからなのです。
 28日の夕方や29日にお越しになった方は、予定外の涅槃図がご覧になれます! 拝観料が100円上がりますが、「花供曽」付きですから、かなりお得です。
 ぜひ、お越しください!




      光   り   つ   つ   鳥   影   よ   ぎ   る   二   月   尽          小沢明美






       開花一番乗りの馬酔木の花 / 「春黄金」とは上手い!    マウスを載せれば写真が変わります
 真如堂の3月といえば、馬酔木と山茱萸です。
 馬酔木は、1割り程度の木が見頃を迎えています。いろいろな種類が交雑しているのか、木によって開花の時期が結構違います。また、去年は早く咲いた木が、今年は後れを取っていたりと、‘法則性’がないような気もします。
 去年の花が終わった後、何日もかけて、職員さんたちが花殻を取りました。種を付けるため、木が力を使ってしまわないようにするためです。ですから、今年の花には、職員全員が期待しています。ぜひ、綺麗な花を咲かせてくださぁ〜い! きれいな花の裏には、そんな努力があるのですよ。
 山茱萸の花も、いまよく咲いているのは、10数本あるうちの1本だけ。「春黄金」とも呼ばれるだけあって、その木の回りだけ、パァーッと明るくなっているようにも思えます。
 フライング気味に咲き出した1本を除いては、まだあまり蕾が膨らんでいません。例年の見頃はお彼岸の頃ですから、他の木たちは、みんな冷静を保ってくれているようです。木の世界も、人間の世界と何だか似ているような気がしますね。

      霞む比叡山。手前の木は馬酔木の林 / 紫陽花の芽に春を感じる  マウスを載せると写真が変わります
 今日は、比叡山も大文字山も、愛宕山も、みな霞んでいました。黄砂はまだ観測されていませんし、PM2.5も基準値を超えた程度。花粉もそんなには飛んでいないはずなのに・・・春霞でしょうか?
 霞む山々も、風情があって美しいですねぇ。「あー、きれいだなぁ」としばらく見とれていました。
 そんな一々の現象に「春だ!」と騒いでいても仕方ないのですが、ついついそんな光景を探してしまいます。昨日は蕾だった花が、今日は開花したりしていると、思い切りうれしいです。
 紫陽花の新芽も、次第に大きくなってきました。霜にやられないかとちょっと心配ですが、紫陽花の世界にも‘待っている’のが苦手なものがいるようです。
 今月になって、本堂の裏に、小さな紫陽花の株を100ほど植えました。一人前になるのは5年ほどかかりますが、春になって、新芽を伸ばす光景が今から待ち遠しいです。
 ♪ 春よ来い! 早〜く来い!




       春   な   れ   や   名   も   な   き   山   の   薄   霞          松尾芭蕉





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