1/22版
お昼までは、青空広がる冬晴れの日でした。午後は曇が多くなりましたが、まずまずのお天気でした。
夜中にはまったく積もっていなかったのですが、5時過ぎ頃から降り始め、8時頃から一気に本降りになって、あっという間に積もりました。 ちょうど通勤時間と重なったので、市内のあちこちではノーマルタイヤの車が立ち往生したり、事故を起こしたりしていたようです。京都市内の車の多くは、冬用タイヤをはめません。 雪が積もっても、子供が喜んで遊ぶという姿を見かけません。雪うさぎが作ってあったと思ったら、作者は‘十分な大人'だったようです。 カメラを持った人が、雪を予測していたかのようにサッと現れて、一所懸命に写真を撮っておられました。 綺麗ですが、雪はもう要りません。移動にも困りますし、せっかく綺麗に咲きそろっていた水仙も倒れてしまいました。 来週は、どうか積もりませんように・・・。 大 寒 の 木 々 に う ご か ぬ 月 日 あ り 桂 信子
藪椿も早く咲いて、もう結構散っています。 先日、京都駅近くのホテルのコンシェルジュから、「椿は咲いていますか?」という問い合わせの電話がありました。きっと、花の歳時記のようなものに載っているのでしょう。 咲いてはいるのですが、まとまって咲いているわけではないので、お客さんに言っていただくほど見栄えはしません。そのうち、「馬酔木は咲いていますか?」という電話があるかも知れませんが、同様です。 「咲いてはいますが、言っていただくほどのものではありませんから・・・」と回答しておきました。この頃、いろんな方がおられて、「咲いてると聞いて来たのに!」とも言われかねません。京都の観光客が増えるのはいいことかも知れませんが、‘ややこしい'ことも増えますので・・・。 水仙も椿も馬酔木も梅も、みんなひっそり静かに咲いています。そんな姿がお好きな方は、どうぞお越しください。 今 生 の 色 い つ は ら ず 寒 椿 飯田龍太
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