12/6版
1日中、どんよりとしたお天気でした。
これは、10月の少雨による水切れが原因なのかも知れません。 ところが、途中から、紅葉のスピードが落ちて、今では例年よりも遅れているような気もします。これは、11月が異常に温かかったのが原因かも知れません。 そんな気候に影響されて、結局、今年の紅葉は最初から最後までよくありませんでした。色も悪いですし、多くの葉が枯れ込んでしまっています。 「本堂裏の敷き紅葉が見事ですよ」と、例年は12月になったらオススメするのですが、今年は茶色くカサカサした枯葉が敷き詰められているだけ。これも残念・・・。 人間でも、体調のいい時もあれば悪い時もあるのですから、仕方がありません。ただ、これが木にとって何か悪い影響をもたらしたりしないのか、ちょっと気がかりです。持ち越しはしないと思うのですが・・・。
例年、12月になると人が減りますが、今年の減り方はあまりにも急でした。明日からはさらに人影が減って、落ち葉を掃除するブロアの音があっちからもこっちからも聞こえてくるようになるでしょう。 9日は本堂のすす払い。次々と年末行事も入ってきます。人々も、紅葉のことなどあっさり忘れて、クリスマスやお正月が話題の中心になってくるのでしょうね。 人の訪れなくなった境内。わずかに残った紅葉をゆっくりと探して回ったり、落ち葉に埋もれていた‘宝物'を見つけたり、そんなワクワクする時間がもうすぐやって来そうで〜す。落ち葉掃除も楽しみ〜! な ほ 燃 ゆ る 色 を 尽 し て 冬 紅 葉 稲畑汀子
|