11/6版
昨日は24.1度、今日は25.3度。昼間は汗が出るくらいで、日差しが痛く感じられました。
来週には仮設トイレを設置したり、車を整理する係員を配置したり、近隣に「車でのお越しはお断りします」などという看板を立てたり、紅葉の人出に備えた態勢を整えていきます。中国や台湾などの外国人観光客が去年から急増しているので、その対策も必要です。 今のような静かな環境で紅葉を楽しめるのは、もうあとわずか。京都市内はあちこちで人も車も大渋滞して、京都に住んでいる人が出かけるのを躊躇する時期がやってきます。 でも、紅葉が一気に終わってしまったら、それ以後にツアーなどで来られる方はどうされるのでしょう? 終わりかけた紅葉を見るために、大渋滞を我慢していただくのはお気の毒ですが・・・。 照 紅 葉 か げ り 紅 葉 と 色 重 ね 丹生をだまき
お十夜は、今から550年程前、足利義教公の執権職をしていた伊勢守貞経の弟 平貞国が世の無常を感じ、出家して仏道に生きようと、真如堂にこもって念仏の行をされたことに始まります。後に後土御門天皇の勅命により鎌倉光明寺で行われ、全国の浄土宗寺院にも広まりました。 5日には開闢法要、6〜14日は鉦講のみによる鉦を叩いての法要、15日は結願法要が行われ、錦秋の境内を僧衆や稚児などが練り歩きます。 この鉦は、京都市の無形民俗文化財にも登録されている、非常に多くの曲と洗練された演奏技術を現在に伝えている貴重なものです。 講のメンバーは、近くに住んでいる方々が主で、職業も税理士、印刷業、建築業、和菓子屋、仏師、マンション管理など、みな違います。練習を含めると12日間、毎晩お越しいただいて勤めていただくのは、本当に有り難いことです。 例年はストーブが必要なほどですが、今夜は鉦を叩くと汗がにじんでくるほど。ちょっとお十夜らしくないですが、来週からは冷え込んでくるでしょう。 結願の15日は、今年は紅葉も見頃です。ぜひ、お参りください。ボクの作った小豆粥の接待もありま〜す。 連 打 し て 十 夜 の 鉦 を 打 ち 納 む 三島晩蝉 恒例の「かふぇ水琴窟」が、今年も吉祥院で開店します。今年は、施設のメンバーの就職や実習で開店日が少なく、11/11・18・19・22・23・26・29・12/1・2日の11:30〜15:30です、ご来店をお待ちしています。
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