10/9版
秋晴れの日が続いています。
香りと蝶の飛来を楽しませてもらった藤袴も、満開を過ぎました。 浅葱斑は、一昨日は姿を見せましたが、昨日・今日は見かけません。南の島を目指して飛んで行くという‘大仕事’が待っていますから、ゆっくりはしていられないのかも知れません。気を付けていってらっしゃい! 色の移り変わりを楽しませてもらった酔芙蓉も、花がすっかり小さくなって、充分に開かない感じになってきました。少雨も影響しているのかも知れません。夏は気を付けて水やりをしますが、今の季節はつい油断しがち。境内は結構カラカラで、水が好きな酔芙蓉には厳しい日々かも知れません。
京都の貴船山に多く見られたことから、京都では「貴船菊」と呼ばれることが多いですが、一般的には「秋明菊」です。「菊」と付きますが、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。 貴船菊と少し似ているのが、コスモス。コスモスはキク科の植物です。 茶所前に植えたヘブンリーブルーが早くから不調になってしまったので、コスモスに植え替えたのですが、長い間、色とりどりの花咲いて、見る人を楽しませています。 ところが、余ったヘブンリーブルーの苗を自坊に植えたところ、今、毎日20〜30輪の大輪の花を咲かせています。実に美しい空色です。茶所の前は朝顔を枯らす病気の菌が住み着いているようなので、来年からは別のもので皆さんに楽しんでいただこうと思います。 境内の木々も少しずつ色付き、「今年の紅葉は?」という話題も増えてきました。 ウェザーニューズの予想では、今年の紅葉は、北日本は平年並、西〜東日本は平年より遅い見頃を迎えるだろうとのこと。いずれにしても、11月下旬〜12月初めが見頃に違いありません。 もう遅いぐらいですから、すぐに旅行プランをお立てください! コ ス モ ス の 色 を こ ぼ し て 風 過 ぎ ぬ 大多和永子
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