10/2版
急速に発達した「爆弾低気圧」が日本海を北上し、広範囲で荒天となりました。京都は、夜半に雨が降り、少し風が強かった程度で、ほとんど影響はありませんでした。お天気はどんどん回復して、お昼頃からさわやかな秋晴れでした。
来ているのはわずかに1〜2頭ですが、さすがに人気者で、いつもレンズを向けられています。今日もやってきていたそうですが、ボクは会えず。写真も撮れませんでした。 その優美な飛び方、小さな体で5千キロも旅をするという不思議さ、季節限定のレアものだということなど、魅力いっぱいの蝶です。 萩の花もこぼれ、金木犀はあっという間に終わり、少し花が少なくなった印象の境内。まだ木槿が咲いていますが、人の目を惹くことはありません。酔芙蓉は、その日のお天気や気温によって、夕方に紅くなったりピンクのままだったり。気温のバロメーターのようです。 わずかですが、貴船菊(秋明菊)が咲いています。境内には一重の白と八重の赤がありますが、上品な感じの白に対し、赤い花はとても目立っています。素敵な花です。
グミのようで、美味しそうですが、渋みのある甘酸っぱい味で、鳥も食べようとはしません。漢方薬にもなるそうなので、誰か取っていく人があるのか、年末にかけて減っていきます。 一昨年頃、実が大きくて生食も出来る洋種の山茱萸を5本ほど植え、今年は1つだけ実がなりましたが、そのうちなくなってしまいました。木が生長して、たくさんの実がなる時が楽しみですねぇ。 自坊の十月桜が、10日ほど前から咲き始めました。 江戸彼岸桜系の小彼岸桜の雑種とされ、4月には普通に咲き、今頃から3月頃まで、「どこにそんなに蕾が隠してあったの?」と思うほど、ずっと咲き続けます。ただ、秋〜冬の花は小さくて、何か縮こまっているような感じで、「こんな時期に桜が咲いている!」という話題性が先行します。 彼岸花はちゃんとお彼岸に咲き、金木犀が続き、こうして十月桜が時期を間違わずに咲きます。人はそれを見て季節を感じ、また情趣を感じる。日本って、いいですねぇ〜 何 も な い と こ で つ ま ず く 猫 じ ゃ ら し 中原幸子
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