9/19版
今日からシルバーウィーク。人によっては5連休で、休みの取り方によっては9連休になる人もいらっしゃるとか。お天気がよくて何よりですねぇ。
境内は、すっかり秋の気配になりました。 ‘律儀’な彼岸花は、ちゃんとお彼岸に合わせて咲いてくれています。朝の斜めの光が当たったりすると、ひときわ赤色が輝いて見えます。 球根でしか増えないはずの彼岸花が、今までなかったところにいきなり生えて、真っ赤な花を咲かせることもあります。かと思うと、数年前に100球ほど植えたところに、今年は少ししか咲いていないのはさみしいです。 萩もそろそろ盛りです。 日当たりのいい場所が好きな萩に適した場所は、境内にはそれほど多くありません。適所にある株はたくさんの花を咲かせていますし、日当たりの悪い場所の株には、申し訳程度にしか花が付いていません。選り好みがハッキリとわかる植物です。
総門の前に昨年植えた10株ほどが、今年初めて花を咲かせ、人目を惹くようになってきました。来年はもっと大きくなって、たくさんの花を咲かせてくれるのが楽しみです。‘勝負が早い’のも、酔芙蓉の魅力の一つです。 藤袴もそろそろ見頃を迎えようとしています。 本堂の前には、鉢植えの藤袴が2つ。自然環境保護の一貫として稀少植物の保護育成に取り組んでいる御香屋さんが、毎年届けてくださるのです。また、藤袴の葉に数種の漢薬香料を配合したもので、匂い袋も作っておられるようです。ちゃんとお商売にも繋がっているようです。 この1週間で、秋がグッと深まった気がします。連休はお天気にも恵まれそうです。ぜひ、京都にお越しください。ただし、場所によってはお彼岸の墓参でかなり渋滞しますし、観光地も今日から結構混んでいるようなので、ご注意ください。 萩 の ほ か の 六 草 の 名 の 重 た け れ 加藤鎮司
|