7/25版
この夏一番の猛暑日。最高気温は36.5度でした。
日当たりの良い場所を好む木なので、境内にはあまり適所が少ないのですが、今は本堂の北側の木がよく咲いています。 本堂から見ると、百日紅ごしに比叡山が見えて、なかなか趣深い景色です。 22・23日頃にNHKの歳時記コーナーで紹介された木槿でしたが、テレビに映ったのが気に入らなかったのか、その後、急に花の数が減ってしまいました。 その番組を見て、今日になってタクシーで駆けつけられた方が、「テレビではいっぱい咲いていたのに・・・」と、がっかりされていたそうです。ベストの時にテレビに映るのも、ちょっと考えものです。駐車場脇というロケーションもよくないので、来年から取材をお断りしようかなぁ・・・NHKは困るでしょうが。
蓮はいつ見ても清々しく美しい! こんな花がいっぱい咲いている極楽浄土なら、ぜひとも行けるように努めたいものです。 本堂前の菩提樹の葉っぱの蝉殻が、先週よりもぐっと増えました。 朝、まだ明けきらない頃には、「カナカナカナカナ」という蜩の声。老鶯の声も聞こえてきます。もうしばらくすると、蝉の声がワァーッと一気に押し寄せてきます。 ここ数年、アブラ蝉よりもクマ蝉が多い‘逆転現象’が続いてきましたが、今年はアブラ蝉の鳴き声が優勢に思えます。クマ蝉大発生の山を越えたのか、それとも少なくなる周期なのかも知れません。 昨日からは、ツクツク法師の声も聞こえ始めました。 ボクの子供の頃、境内での蝉の鳴く順は、ニイニイ蝉〜アブラ蝉〜クマ蝉〜ツクツク法師でした。蜩もミンミン蝉も、子供の頃にはいませんでした。今では、鳴く順も違いますし、いなかった蝉もいます。それだけでも、環境が変わったことを実感します。 さぁ、暑さも本番! 暑さを楽しみながら、乗り越えましょう! ご自愛ください。 蝉 よ り も 生 き 長 ら へ て 蝉 の 殻 大木あまり
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