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各地で雨の被害が出ていますが、京都市内の雨量は、昨日は3ミリ、今日は12ミリと、それほどでもありません。
境内でたくさん紫陽花が植わっているのは、鐘楼の周りと本堂の裏の2箇所。本堂の裏の紫陽花は、植えてまだ3回目の花期を迎えたばかりですが、早くも見応えがするようになってくれました。 そもそもこの場所に紫陽花を植えようと思ったのは、何よりも日当たりが悪いこと。そんな場所でも何とか咲いてくれるもの、加えて成長が早いものということで、紫陽花に決めました。その思惑は的中しました。 かつてのこの場所を知っている方は、「昔はこんな綺麗じゃなかった」「鬱蒼としていた」とおっしゃいます。その通りです。また、昔は焼却灰を捨てていた場所ということも功を奏して、品種によってはピンクや赤い花を咲かせ、とてもカラフル! 10数年前に作った鐘楼周りの紫陽花園は、青い花が大半。ブルーばかりなのがいいとおっしゃる方もあります。 この他に、今年いただいた36種の山紫陽花ばかりを植えた花園が書院の中にあります。こちらはまだ幼苗ばかりですが、2年ほどしたら、貴重な山紫陽花が見られる場所になるでしょう。 そのうち、「紫陽花を見に真如堂に行こう!」と言われるようになるとうれしいですねぇ〜
蓮の花からは、他の花とはまた違った清浄な印象を受けます。仏像の多くは蓮の台座に乗っておられますし、極楽往生したときに座るのも蓮。蓮は仏教とは切っても切れない花です。でも、そんなことは関係なく、なんと清浄で高貴な花なのでしょう。 今年は、どんどん蕾が上がって来ています。すぐ横の鉢では、もうすぐ紅い蓮「嘉祥蓮」が咲き始めます。すっごい楽しみです! 本堂前の沙羅の花も、盛りに近付いて来ました。見頃は今月いっぱいでしょう。 総門の内側の駐車場付近では、木槿の花が咲きだしてきました。今年は木槿も絶好調のようで、実に多くの蕾を付けています。葉の色もいいですし、これからが楽しみです。 梅雨なんて何のその。花いっぱいの真如堂へどうぞ!! よ ろ こ び は い つ も だ し ぬ け 沙 羅 の 花 長崎小夜子
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