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最高気温は12度でしたが、昨日が寒くて10度を切っていたこともあり、また今日は晴れ間が多かったので、結構あたたかく感じました。
4日、NHKテレビの関西ローカルで、真如堂の馬酔木が紹介されました。ボクもインタビューを受けて登場しました! テレビでは、鈴蘭のような花がアップでかわいい感じに映っていましたが、実際には、馬酔木の花は少し離れるとほとんど目立ちません。 テレビを見てわざわざ来られた方も、一瞥だけですぐに帰られているような・・・。 春の到来を告げる花としては、派手すぎず、ちょうどいい感じではないでしょうか? 見頃はまだこれからです。
馬酔木は4月になっても咲き続けますが、山茱萸は3月下旬までと、花期も限定。また、色も少し派手だからかも知れません。 本堂裏には10数本の山茱萸の木がありますが、遠目にも黄色くなってきているのがわかるのは1本だけ。‘感受性’高い木だけが、先んじて蕾を開いてきました。 椿も少しずつ見頃になってきました。椿は、開花時期が、種類によって大きく違います。写真の花は「太郎冠者(別名:有楽)」。いい色です。 全部で2千種類ほどもあるらしいですが、境内にも20種類ぐらいあり、10株ほどが咲き始めています。でも、結局は「藪椿」が一番好きです。簡潔明瞭さゆえかも知れません。 探せば、何かしら花が見つかる浅春の境内は、通好みの空間です。 大 人 だ っ て 大 き く な り た い 春 大 地 星野早苗
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