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今日は快晴! 最高気温は11.4度まで上がり、今月一番、寒さの弛んだ日となりました。
ボクなどは、人も少ないし、木の形は楽しめるし、鳥の姿もよく見えるし、境内整備をするにはもってこいだし、春の姿を想像しながら草木の手入れが出来るし・・・冬は、大好きな季節です! 美しく盛りの時の木々や花ばかり見ていても、その関わり方は表面的で、薄っぺらなものに思えます。冬をどんな姿で越しているのか、新芽はいつごろ動き出すのか、花はどのように咲いて散っていくのか、そんな営みを少しでも知っている方が、その草木に近づけますし、より愛しく思えます。 冬は、そんな愛しさを熟成させる好期です。ぜひ、お越しください! 冬 雲 の 穴 の 青 空 移 り ゆ く 猿橋統流子
陽の当たっている苔が、とても綺麗に輝いているのを発見! 「寒いのに、もう活動しているの!?」と、言いたくなりました。 この細〜い針のような軸の先には、胞子を入れる‘カプセル’が出来ていくのでしょうか? 何という名前の苔でしょう? 普段、あまり種類などを気にしていないので、よくわかりません。 苔には、いつも大変お世話になっています。表土の流出を抑えて、雨を蓄え、安定的に水を供給させてくれますし、土の水分が一気に蒸発しないようにもしてくれます。もちろん、見た目にも美しいです。 ‘裏写真’は、紫陽花園の木の切り株一面に、ビッシリと生えていた茸。紫陽花園を開墾する時に、カナメモチかウバメガシを切ったのですが、その切り株から生えているのです。 かなり以前からこんな状態ですが、今日は乾燥具合の関係か、すごく人目を惹いていたようです。 今まで、この場所は、桧などが鬱蒼としていて、焼却灰が捨てられていたり、落ち葉が積み上げられていたりで、ほとんど人が近付かない場所でした。紫陽花園にしてから、人が行き来するようになりました。 この茸を見て、「気持ち悪い・・・」と思う人もあるかも知れませんが、木の切り株も、こうして分解され朽ちていくのがよくわかります。 ねぇ、冬の境内も面白いでしょう? お暇があって、「これが見たい!」というような特別な目的の無い方、ぜひ、お越しください! 冬 の 木 の 香 に 老 人 を 思 ひ 出 す 飯田龍太
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