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少し寒さが弛んだ日でした。といっても、昨日と大して変わらないのですが、昨日は強い雨が降っていたので、寒く感じたのかも知れません。
落ち葉がないと言いましたが、実は桧や杉の葉が今は毎日たくさん落ちてきます。落ちてくる桧の葉は‘落ち葉’というイメージとはかけ離れた、小さく茶色い粒のようなものです。 常緑針葉樹の葉は、古いものから順に枯れて落葉し、たとえば赤松は2年、ヒノキは6年で更新されるようです。ですから、いま落ちてくる桧の葉は、だいたい6年前に新しく芽吹いたものということです。6年も、よく頑張りました。 この葉が結構やっかいで、屋根に乗っかっても、スルスルと落ちてきてくれずに、どんどん溜まってたいくのです。 今日は職員さんが、竹竿の先に箒を付けたりして掃除をしていましたが、首尾はイマイチでした。 また、寒肥を施すのも、これから必須の作業になってきます。落葉樹などの植え付けも、葉が落ちている今が適期です。 今日は、紫陽花を植える穴を、職員さんに掘ってもらいました。何しろ、挿し芽をした苗が500本以上ありますので、これからの植え付け作業は大変です。 寒い時は、草木が休んでいる時ならではの作業がいっぱい! 春や夏の姿をイメージしながら楽しんでできる作業がたくさんあるのです。動いていると寒さなど忘れてしまいます。 松 過 ぎ の 又 も 光 陰 矢 の 如 く 高浜虚子
「咲き出しました」と書くと、見に来られる方があってはいけませんので、開花宣言はもっと先です。 鐘楼周りの水仙が、花軸の途中でたくさん折れて倒れていたので、もったいなく思って、切って持ち帰りました。雪のせいもありますが、日当たりが悪くて徒長するのが原因かも知れません。 数十本の水仙の香りで、寺務所は満たされています。なんと贅沢なことでしょう。 蝋梅も咲き始めました。これも香りの良さでは水仙に引けを取りません。冬に咲く花は、よい香りを放つて虫たちを呼び集める必要があるのでしょうか? 水仙にもお礼肥をあげなきゃ! 冬もあれこれ忙しいですねぇ〜 来週20日は大寒。寒さもいよいよ最高潮です! どうか体調にお気をつけください。 大 寒 の 堆 肥 よ く 寝 て ゐ る こ と よ 松井松花
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