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夕べも今朝もヒンヤリ。最低気温は15度ほどなのですが、暑さに徐々に慣れてきた体には肌寒く感じられました。
修学旅行も時代と共に変わってきました。国内の場合、修学旅行の行き先として関西、東京などのほか、飛行機を利用した沖縄や北海道が人気なのだそうです。また、体験学習の人気が高く、農村・漁村・山村体験から宿泊を伴った生活体験などへとシフトしつつあるそうです。 京都に修学旅行で訪れる人は年間100万人。5月頃と紅葉前には、たくさんの修学旅行生を見かけます。最近は、大型バスで回るよりも、グループごとに行き先のプランを練ってタクシーで回るのが増えました。 今日は、宇都宮の女子中学生4人が座禅体験に訪れました。「京都に来たのだから、京都らしいことをしてみたかったのです」とのこと。八ツ橋作りや数珠や扇子の製作体験などを選んだグループもあるようでした。 30分ほどしか時間がないようなので、座禅は20分ほど。それでも、「もっと長く感じました」と痺れた足をさすっていました。大急ぎで庭などを案内し、またタクシーで次の目的地へ。 ボクは座禅指導をしつつ写真撮影。おそらく、彼女たちにはもう座禅をする機会はないでしょうから、座禅中の写真を撮って送ってあげます。 暫 く は 五 月 の 風 に 甘 え た し 柳家小満ん
ボクは少し前までこの花のことを知りませんでした。境内の見渡せるところには咲いていませんし、街角でもあまり見かけません。 境内の塀で囲まれた墓地の中に、このカルミアの大きな木があります。樹高は4メートルほどで、幹はそれほど太くありませんが、大きく枝を広げています。この墓所の所有者がずいぶん昔に植えられたもので、その頃には、まだ日本にはあまりなかったそうです。 この木のことを知ってから、「あっ、こんなところにもあった!」と、書院などのずいぶん奥まった所で2本の小さなカルミアを見つけました。おそらく、墓所の木と関係があるものでしょう。 一昨年買った紅いカルミアの苗木を、昨年自ら作った坪庭に植えたところ、今年は花を付けました。花木の苗は、買った年には花が咲くのですが、その後なかなか咲かないことも多いので、感激です。坪庭にも見所ができました!
2010年から整備を進め、今年で4年目を迎えた紫陽花園。最初の頃の写真を見ると、こんなにも変わったのかと驚くばかりです。 昨日、通路に砂利を敷き、歩きやすくしました。多くの方からいただいた苗や挿し穂を育て、職員の力を結集して整備を重ねたこの紫陽花園、間もなく正式オープンしま〜す! まだ十分には育っていない株もありますが、今後、どんどんよくなります。ぜひ、ご覧ください! 紫陽花の他にも、境内では更紗うつぎや金糸梅などが咲いています。一時より花の数は減りましたが、緑の木陰ではゆったりした時間が流れています。ぜひ、緑のシャワーを浴びにお越しください。 紫 陽 花 や 藪 を 小 庭 の 別 座 敷 松尾芭蕉
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