11/22版
紅葉シーズンもいよいよ本番。20日頃から一気に人が増えてきました。
その合間に写真を撮りに行くと、「わぁー、坊さんが写真撮ってる!」とあちこちからカメラを向けられます。ホールドされているのがわかります。「坊さんだって写真ぐらい撮るわい!!」 写真が撮りにくくて仕方がありません。 朝の落ち葉掃除の時だけぐらいが、まだ自由に撮れる時間ですが、そのころは中国人の撮影会状態。朝一番と夕方の薄暗くなってくる頃は、中国人のカメラを持った人たちがどっと押し寄せます。あちこちに和服を着た若い女性がいると思ったら、みな中国人です。もう、マナーなどないですから、それはそれで大いに困ったものです。 ですから、ゆっくり、誰に気兼ねすることなく写真を撮れる時間など、まるでありません。そんな中での更新は辛いなぁ〜 朝 紅 葉 は や 人 ご ゑ を 得 つ ゝ あ り 藤崎久を
しかも、光によって、時間によって、‘主役’はどんどん替わっていきます。それが面白いのです。 いま最高の紅葉を見ようと思ったら、一日中移動しつつ見るより他ありません。ツアーでお越しになった方には申し訳ないですが、わずかな時間で本当の紅葉の美しさに出会えるわけがないと思ってしまいます。逆に、その一瞬一瞬の出会いを大切にして欲しいと思います。 今日、ボクが見た中で一番綺麗だったのは、朝の本堂北側のこの紅葉。なんとも清々しい! 体に衝撃が走りました。
真っ赤っかな境内に飽きたら、清楚な野路菊に目をやるに限ります。花屋で売っているような‘紋切り型’の菊ではなく、それぞれが自由に伸び伸びと咲いて、しかも清楚で気品のある美しさです。 どれもみな自分で手入れをしている草木なので、その‘体調’がとても気になりますし、無事に咲いてくれると他の人にはわからないほど嬉しいものです。逆に、そんなことなどお構いなしに踏み荒らしたり、手折ったりされると、烈火の如く腹が立ってしまいます。紅葉シーズンは辛いなぁ〜。 さぁ、連休です。今季最高の人出になるでしょう。どうか無事に過ぎてくれますように。 余 日 な き 十 一 月 の 予 定 表 か 星野立子
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