10/11版 




           日高くなって木々に差す頃 / 一早く紅葉するかえで  マウスを載せれば写真が変わります

 3日間連続の30度越え。おまけに湿度が高く、少し動いただけでも汗が出てきます。でも、「あの38、39度の日々を越えてきたのだから・・・」と思うと、頑張れます。
 今日は快晴かと思えば、雨になるのかと心配させられる空模様になったり、安定しないお天気でした。でも、明日は快晴のお出かけ日和だとか。せっかくの3連休、お天気じゃないとお気の毒です。
 境内の木々の色もまた少し変わり、光の当たり方によっては、とても紅葉しているように見えることがあります。
 日の光を透かして見る木々の葉は、実物以上に綺麗。でも、お日様が雲に入って陰ってしまうと、その綺麗さは一気に失せ、「どっちの姿が本当なのだろう?」と思ってしまいます。陰っている時はスッピンで、日の当たっているのがお化粧をしている時というわけでもありませんし・・・。
 蒸し暑ささえなければ、まずまず佳き秋の日でした。



       水  飲  ん  で   よ  り  し  み  じ  み  と   秋  の  雲          青柳志解樹





           空の青さに負けないヘブンの蒼 / 青にピンクの妙   マウスを載せれば写真が変わります
 秋の青空には、花もよく映えます。
 今年もあまりいいところのなかったヘブンリー・ブルーも、今日は精一杯大輪の花を咲かせていました。
 本来ならば、10月が花の盛りのヘブンリー・ブルー。茶所前はほぼ枯れてしまい、その近くの桧の根もとに植えた株が、酔芙蓉の木に絡みついて咲いています。酔芙蓉のピンクとの対比が綺麗です。
 少雨で花数が減ってきたような気もする酔芙蓉ですが、しばらく姿を見せなかった害虫が、今日はいっぱい葉に付いていました。先日の雨で、害虫の卵が孵化したのかも知れません。しばらく忙しくて薬散できないので、ちょっと困っています。
 藤袴はもう終盤ですが、この暑さでは、浅葱斑も飛来してこられません。今年は数回しか見ていないので、残念です。藤袴を育てる楽しみの半分は、浅葱斑の優雅な飛翔を見たいからですのに・・・。

        ぎんなんだらけ。誰か拾って! / 木漏れ日の中に秋明菊 マウスを載せると写真が変わります
 塔の横では、ぎんなんが絶え間なくボタボタ落ちてきて、油断ならない状態です。写真を撮るのも危なくって・・・。
 この木のぎんなんは小粒ですが、木を見上げると鈴なり。実の重みで枝が折れたりしています。
 9月の台風でかなりの実が熟すのを待たずに落ちたので、今年は収穫が少ないだろうと思っていましたが、さにあらず。例年よりもずっと多いです。‘当たり年’なのか、木が危機感を感じて、子孫を残そうとしているのか・・・。
 ぎんなんにかぶれやすいボクは、遠巻きにして見ているだけ。そういえば、毎年拾っては茶碗蒸の具に使っていたお寿司屋の姿が見えません。具合でも悪いのでしょうか?
 茶所横の去来句碑の裏側では、秋明菊がひっそり風に揺れています。こういう清楚で控えめな花が大好き! ドキドキするような美しさです。
 特にこれがお勧めというものはない境内ですが、いろいろなものから秋を感じていただければと思います。ただし、今の蚊は結構キツイですから、ご用心くださいね。




      秋   の   蚊   の    愛   の   深   さ   よ    痒   し   痒   し          櫂未知子