9/14版
せっかく涼しくなったと喜んでいたのに、10日からまた最高気温が30度を越えるようになり、昨日はとうとう35.1度。今日も33.1度まで上がりました。おまけに湿気が多いので、余計に過ごしにくく感じます。
本堂前の花の木は、「こんなに早く色付いても大丈夫?」と思うほど、枝の先端が赤くなってきました。まだ濁った赤色ですが、他の花の木よりも飛び抜けて色が変わってきています。夏の水切れが堪えているのかと、ちょっと心配です。 写真をご覧いただいても、ところどころに赤くなっているところがありますね。このほとんどは瀕死または枯れかけている枝葉ですが、少し黄色がかってきている葉もご覧になれますね。木々たちも、はっきりと秋を意識し始めたようです。 桜は季節の移ろいに敏感です。少し前から頻りに葉を落とすようになってきて、2〜3日に1度はその掃除をしなければいけなくなってきました。これから当分はダラダラと葉を落としますから、やっかいです。 日の暮れるのが早くなったので、先日、境内の外灯を点けるタイマーを変更しました。赤とんぼもたくさん飛んでいます。19日は中秋の名月。秋ですねぇ〜。 秋 萩 の う ね り 短 き 暑 さ か な 松瀬青々
先日来、境内の草刈りなどをする機会が多いのですが、この彼岸花にはとても気をつかいます。頭を見せ始めたら、草刈りは要注意。少しの伸びてきたら、草刈りはできません。草刈り機の刃が直接触れなくても、刃がはね飛ばした石が当たるだけで、茎はいとも簡単に折れてしまいます。もう、手作業で草を引くしかありません。 彼岸花の開花は、去年よりも1週間以上早いですが、早いと言えば、ウェザーニューズは先日、各地の紅葉見頃傾向と、名所の見頃予想日を発表しました。西日本は例年並みで、紅葉の見頃は11月中旬から12月上旬。夏の日照時間が十分だったので、葉の色づきは全国的に良好。嵐山の見頃は11月18日頃という内容でした。 見頃は平年並みかも知れませんが、夏の水不足で、葉は結構痛んでいます。もし台風が来て、葉が風に揉まれると、さらにダメージを受けます。「葉の色づきは全国的に良好」というのは、現場を知らない机上の計算? きれいだとうれしいのですが・・・。
でも、他の木などが茂っているので、見上げても花が咲いていることはなかなかわかりません。見られるのはごく限られたポイントからのみ。 花が終わると、すぐに風船カズラのような実がなり、薄ピンク色に熟して落ちてきます。何だか不思議な木です。 境内にお越しになったら、鐘楼の前あたりを、羽音と黄色い花粕を目当てに探してみてください。 酔芙蓉も毎日たくさんの花を咲かせています。でも、あまりにも大きくなりすぎた木には、台風の強風と激しい雨が心配です。今から盛りを迎える藤袴も同じ。心配で、心配で・・・。 どうか大きなが被害が出ることなく、通り過ぎてくれますように。皆さんもお気をつけください。 台 風 に 明 日 と 明 後 日 託 さ ね ば 稲畑汀子
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